令和8年4月に行った佐渡旅行の最大の目玉観光のひとつ、2024年に世界遺産となった佐渡金山。
いろんな坑道に行ったけれど、やっぱり世界遺産・日本最大と言われれば、見ておきたい場所です。
史跡 佐渡金山 基本情報
史跡 佐渡金山
住 所:新潟県佐渡市 下相川 1305
電 話:0259-74-2389
営業時間:4月~10月 / 8:00~16:00(閉館時間17時30分)
11月~3月 / 8:30~15:30(閉館時間17時
定休日:年中無休
入館料:大人1,500円/小人750円
駐車場:有 平面 無料
乗用車500台/大型バス23台
アクセス
佐渡金山は相川地区にあります。
車で両津港から約30㎞約60分、小木港から約45㎞ 約80分の距離となっています。
駐車場

駐車場は、乗用車500台/大型バス23台と収容台数は多いです。平面の無料駐車場です。
駐車場は分散しています。
見学坑道に近いのは、第一駐車場・第二駐車場になります。
私達は第一駐車場に停めました。
第三駐車場は、「道遊の割戸」を望める展望向きの駐車場 で、金山茶屋前バス停、佐渡金銀山古道の登山口があります。
トイレ


第一駐車場を金山入口に向かって歩いていくと、トイレがあります。
トイレ内部は、水洗洋式トイレで綺麗でした。
佐渡金山の観光所要時間

佐渡金山の坑道は、江戸時代の手掘り坑道の宗太夫抗と明治以降の機械彫りの道遊抗があります。
全体で約60分~90分となっています。
私達は、二つの坑道と道遊の割戸までの散策時間を入れて、だいたい90分間見学しました。
佐渡金山の観光ポイント
知っておくと楽しい豆知識(世界遺産登録のポイント)

なぜ世界遺産に登録されたのか知りたいな。
世界最大級の金生産を支えた高度な技術体系

- 江戸時代、佐渡は世界最大の金産地となり、17世紀には世界の金生産の約2割が日本産、その半分が佐渡産だった 。
- 採掘・選鉱・精錬・鋳造までを島内で一貫して行う体制が整備され、純度99.54%の金を手工業で生産した技術は世界的にも稀少 。
- 西三川砂金山の「大流し」、鶴子銀山の坑道掘削、相川金銀山の大規模生産体制など、技術の変遷を一つの島で連続的に確認できる点が評価されました 。

事前に「きらりうむ佐渡」を見学しておくといいよ。
プロジェクションマッピングを使って、比較的短時間に、西三川砂金山の「大流し」や露頭堀りなど、手掘りの技術の説明や、金の採掘・選鉱・製錬・鋳造までの技術を短時間で説明してくれるから、分かりやすかったよ。
時間があれば「佐渡奉行所」で、金の選鉱や製錬・鋳造についても知れるよ。
鉱山町の景観が良好に残る世界的に珍しい例

- 相川の町並みは江戸期の区画がほぼそのまま残り、寺町・京町・職人町などの構造が絵図と一致するほど保存状態が良好 。
- 採掘現場だけでなく、鉱山町・集落・運搬路まで一体で残る例は世界で唯一とされます 。
- 重要文化的景観としての評価も加わり、自然林と鉱山町が共存する独特の景観が価値を高めました 。

私達はあまり時間がなかったけれど、相川地区の京町などを歩いて散策したよ。公開民家もあって楽しかったよ。
政治・経済・文化への大きな影響

- 佐渡の金は江戸幕府の財政を支え、海外貿易にも利用され国際経済に影響を与えました 。
- 金生産に伴い能舞台や祭礼など独自の文化が発展し、鉱山労働者の生活文化も含めて歴史的価値が認められています
江戸時代の手掘り坑道(宗太夫坑)は動く人形が金山の仕事を再現

いろいろな坑道(生野銀山・尾去沢鉱山・土肥金山など)にいったけれど、佐渡金山の坑道は大きくて、人形たちも沢山いて仕事を再現してくれています。
金山の仕事がわかりやすく解説されていました。

金穿大工(かなほりだいく)が、鑚(たがね)を上田箸ではさみ鎚で打つ。
上田箸は短い鑚を挟むことができるそう。
また、直接鑚を持たないので、鎚で誤って手を打つことがなくなり、手を守ってくれます。
鑚は使うと短くなり、2日に1本消費される。
掘った鉱石は、大工頭が品質を確認して、区分けして運び出されるそう。

坑道で採掘をするために、坑道で湧き出た水は、桶で運び、斜面は水上輪(すいしょうりん)を、垂直にはつるべを使って、郊外に運びだしていたそうです。
また、長い坑道では、酸欠を防ぐために、採掘現場に風を送る送風機を操作する穿子もいたそう。

江戸時代の中頃から坑道がますます深くなると、手繰り水替による人海戦術となった。
水替え人足は常に人員不足で、江戸・大阪・長崎から無宿人(親に勘当されたり、放浪して戸籍から除外された人たち。)を受け入れるようになった。
などなど、江戸時代の金山の仕事や道具、そこに働く人たちの生活について、説明されています。
道遊の割戸

宗太夫坑道を出て、次に向かう場所に道遊の割戸があります。

道遊の割戸に向かう途中に、粗砕場・貯鉱舎・搗鉱場(鉱石を粉砕し、水銀製錬を行った)などを見下ろせる場所があります。
時期的に桜が綺麗で、なんともいえない風景となっていました。

また、機械工場内には、いろいろな部品や機械の展示がありました。
ここでやっている動画に、北沢浮遊選鉱場も出てきて、実際に行った時に、屋根があったこと,中で行われていた作業シーンを思い出しました。

道遊の割戸に行く道が出てきます。
ぜひ、時間のある方は、見学した方がいいと思います。
のちほど行く道遊坑に道遊の割戸直下の採掘場所が出てくるので、上から見ておくと、印象が変わるように思います。

こちらが道遊の割戸。
上部は、人の手による採掘(露頭彫り)で、山が真っ二つとなっています。
こんな形になるまで、よく、人の手で削れたものだと驚きました。
下部には大きな穴があり、下には、道遊抗の採掘場所があります。
道遊抗は明治に開削された坑道

道遊抗は、道遊の割戸直下の金鉱脈を採掘するために明治32年に開削、昭和6年に大立堅抗とつながった場所。

地下深くで採掘された鉱石は、大立堅抗経由で道遊坑内を通って、高任粗砕場まで運ばれたそうです。
こちらの坑道には、人形などはいなくて、とてもシンプルな坑道でした。

先ほどの道遊の割戸直下です。
下だけ見ても、なんとも凄さが伝わりにくいですね。
ぜひぜひ、地上の道遊の割戸を見てくださいね。
この後、再び、入口に戻る経路になっていました。
佐渡金山の関連観光地
佐渡奉行所

国史跡 佐渡奉行所跡
住 所:新潟県佐渡市 相川広間町 1-1
電 話: 0259-74-2201
営業時間:8:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日:年末年始(12/29~1/3)
入館料:大人500円/小・中学生200円
駐車場:有 平面 無料

中は広くて、大広間だけではなく、いろんな役職のお部屋やトイレなんかも再現。
また、発掘調査の時に敷地から見つかった鉛板(レプリカ)が展示されていたり、お奉行様が赴任してくるときの旅行図なんかもあったり、面白かったです。

すごいと思ったのは、奉行所横の勝場(せりば)の再現された建物。
鉱石を砕き、金や鉱物を取り出すまでを見ることができます。
おまけに、体験や案内の方が実演までしていただけて、とても迫力がありました。
北沢浮遊選鉱場跡

北沢浮遊選鉱場跡
住 所:新潟県佐渡市 相川北沢町 3-2
営業時間:24時間
入場料:無料
駐車場:普通車30台/ 大型バス3台 無料

北沢地区は比較的新しい時代(明治から昭和)の歴史となり、世界遺産には入っていませんが、やはり佐渡金山とは関連深い場所だと思います。
こちらもおすすめの場所となります。
北沢浮遊選鉱場跡の観光記事は下にまとめています。
時間があれば、ぜひ、金山以外の場所も訪ねるとおもしろいと思います。
佐渡金山観光時の車中泊ポイント(前泊利用)
相川公園駐車場
住 所: 新潟県佐渡市相川栄町19ー2
収容台数:普通車157台、大型バス3台

こちらは、海岸沿いにある公園の駐車場になります。
普通車157台と収容台数も多いです。
相川公園の公衆トイレが24時間使用できるので、車中泊できました。
相川公園駐車場の車中泊は下にまとめています。
佐渡に行ったら、「佐渡金山」と「たらい舟」と思っていました。
今回は、のんびりハイエースでの車中泊旅のため、ゆっくり観光することができました。
世界遺産になった理由もわかり、とても満足度の高い観光となりました。

小学生の頃に、「大人になったら、この遥か遠い場所に行ってみたい。」と思っていた場所。
鉱山、人の手で割られた山にも、迫力と人間の力のすごさを感じたよ。
また、鉱山だけでなく、金の製造関連施設などの規模の大きさにも圧倒されたわ。
佐渡旅の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また‼
<R8佐渡車中泊旅の観光記事>
<R8佐渡車中泊場所の記事>






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