令和6年9月に行った北海道旅行で行った神威岬。
YouTubeでも何回も見たし、有名どころで人も多いから、行かなくてもいいかなと思った場所です。
けれど、実際行ってみて、「やっぱり行ったほうがいいよ!」と、お伝えしたいところです。
神威岬の基本情報
神威(カムイ)岬
住 所:北海道積丹郡積丹町神岬町
電 話:(一般社団法人積丹観光協会) 0135-44-3715
入口ゲート開園時間:
※入園は1時間前まで
4月 8時~17時30分
5月 8時~18時
6月 8時~18時30分
7月 8時~18時
8月~10月8時~17時30分
11月 8時~16時30分
12月~3月 10時~15時
時期および天候等により開閉時間が異なります。
駐車場:有 無料
神威岬の駐車場

神威岬の駐車場は、無料駐車場になります。
わりと沢山停められる、大きい駐車場です。
私たちは、平日に行きましたが、それでも観光バスや車が沢山でした。
岬の観光料金

こちらは、協力金として1人100円程度となっていました。
こちらの箱が岬に向かう入口に設置されています。
トイレの状況

こちらは、駐車場にトイレがあります。
岬まで往復40分はかかるので、こちらで利用しておくのが良さそうです。
神威岬の遊歩道 所要時間
岬までの往復は約40分くらいでした。
そこから、駐車場の上の展望台を経由するなら、さらに10分は見ておくほうがいいでしょう。

岬の突端では、写真撮影に時間をとっている方もおられます。SNSの時代ですね。
私たちは、素早く写真は撮って、あとは、場所を変えて積丹ブルーに見入ってました。
もし、念入りに写真を、撮りたい時は訪問を早朝にするか、時間をかけて待つ事になりそうです。
神威岬のルート

女人禁制の門から岬に入っていきます。
遊歩道になっているので、道はしっかりとしています。
また、岬の突端まで一本道で、迷うことはありません

ただ、岬への道は狭く、途中に階段もあるため、行き交う人に押されることもあります。
平日でも観光バスが着くと、途端に人だかりになるので、注意が必要です。

かなり距離を歩くことを考えると、靴はスニーカーなどが歩きやすいです。
でも、岬で写真を撮るなら、サンダルなどでも行くことは出来ます。
神威岬の観光ポイント
女人禁制の門

昔、岬一帯への女性の立ち入りは禁止されており、岬へと向かう道には女人禁制の門があります。
女人禁制が解かれたのは1855年(安政2年)のことだそうで、今は男女ともにこちらで記念撮影されていましたよ。
岬に向かう途中の道のりと岬の風景

これは、とても面白かったです。
女人禁制の門からずっと遊歩道が見えるので、来た道を振り返ると楽しいです。
積丹ブルーの海

海の青さ、美しさ、素晴らしかったです。
出来るなら、天気のいい時に訪れたい場所。
こちらの写真は、灯台に行く手前くらいの位置で撮りました。
岬の浜と海の青が、より積丹ブルーを綺麗に見せてくれました。
念仏トンネル

大正時代に開通した神威岬に通じる旧道トンネルです。
神威岬へは北側の海岸をつたって行き来しましたが、道中が、断崖絶壁なうえに海岸線は干潮時にしか行けない難所だったそう。
1912年に灯台職員の御家族と3歳の子どもさんが荒波にさらわれてしまったそうです。
その事件をきっかけに作られたトンネルです。
神威岬灯台

神威岬灯台は明治時代の1888年に設置された灯台です。
さきほどの念仏トンネルの話もそうですが、この場所で職員の方々が住まい、働かれていたと思うと、灯台守の方々は、大変な中生活されていたのだと思います。
現在の灯台は無人化されています。
神威岬展望台広場

神威岬の先端の展望台です。
こちらは、たくさんの方が写真を撮っておられました。
本当に綺麗な海を見ることができます。

そしてこちらから、「神威岩」が見れます。
この神威岩の周辺の海の色もとても綺麗でした。
「神威岩」には伝説があります。
チャレンカ伝説
女人禁制の神威岬に義経の伝説義経に強く思いを寄せる首長の娘チャレンカ。
しかし義経は大陸へ向かって旅立ってしまう。
チャレンカはその後を追い、神威岬までたどり着くも義経の船は沖の彼方へ。
悲しみにくれたチャレンカは、「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」と恨みの言葉を残し海に身を投げてしまった。悲しみと恨みを抱いたチャレンカの身体は神威岩と化し、以来、その周辺に女性を乗せた船が近づくと必ず転覆したことから、神威岬は女人禁制の地に。
出典:積丹の伝説 どっこい積丹 https://www.kanko-shakotan.jp/legend/
この決まりは明治時代初期まで続くこととなった。
実はあの岩は女性だったのですね。
女人禁制の理由もこのお話でやっとわかりました。
しかし、こんな北の北海道まで義経伝説があるなんて、ほんと源義経さんは人気がありますね。
駐車場の上にある展望台からの神威岬

女人禁制の門に戻り、展望台側に歩くと、「電磁広場」があります。
明治時代後期にロシアの軍艦の監視所が設置され、太平洋戦争時の1940年に、ロシア軍が北海道に上陸する情報を得るため、無線塔一基、レーダー三基を設置、その名残が残っている場所です。
ここから見える神威岬もいい感じです。
そして、そこからさらに7分ほど歩くと、展望台があります。
ここからの風景は、ぜひ見てほしい場所です。

神威岬までの半島の道から神威岩まで、バッチリ見る事が出来ます。
そして、ここには、さきほどの神威岬の伝説を書いた看板があります。
神威岬は、とても綺麗な風景を楽しめる場所でしたが、たくさん歩かないといけません。
そこで、次は、短い距離で積丹ブルーを見られる場所をご紹介します
島武意海岸の基本情報
島武意海岸
場 所:北海道積丹町入舸町
駐車場:有 80台 平面 無料

こちらも、積丹ブルーが綺麗に見れる場所です。
しかも、駐車場から近く、神威岬よりもお手軽に見る事ができます。
日本の渚百選にも選ばれている場所です。
駐車場の状況

駐車場は無料で、平面駐車場になります。
駐車台数は80台と広めです
島武意海岸の観光ポイント
<現地案内看板>

今回は、島武意海岸のみをみて、積丹岬自然歩道は歩きませんでした。

駐車場から少し歩き、小さなトンネルを抜けると、そこが島武意海岸になっています。

とても綺麗な海岸で、積丹ブルーの海です。

海の色が映える、晴れた時間に訪れたい場所になりますね。
神威岬観光時の車中泊場所
私達は、道の駅よってけ!島牧に車中泊をして、翌日に神威岬を観光しました。
道の駅 よってけ!島牧
住 所:北海道島牧郡島牧村字千走11-1
電 話: 0136-74-5183
営業時間:
(7~8月)9時~18時
(9~6月)9時~17時
定休日:毎週火曜日・年末年始
駐車場:普通車36(身障者用2)台
大型11台
小規模な道の駅でしたが、落ち着いて車中泊をすることができました。
車中泊情報は下記にまとめています。
ということで、人気の神威岬の観光情報をまとめました。
人は多いけれど、景色が絶品なので、ぜひ行ってみたい場所です。

岬の尾根を歩く遊歩道は、素晴らしかった!
両側に見える積丹ブルーは、海独特の緑がからない、純粋なブルーを感じたよ。
夫さんのお勧め度 ★★★★☆ 星4つ
北海道旅行の参考になれば幸いです。
ではでは、また!!
<北海道旅行の観光記事>
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