令和7年5月に、栃木から東北へかけて車中泊旅行をしました。
一気に東北まで走るのは大変なので、途中でこちらに立ち寄りました。
大谷石をご存じでしょうか。
大谷石(おおやいし)
約1,500~2,000万年前に火山から噴出した火山灰や軽石岩片が海底に蓄積し、固結したもの。緑色の鉱物を含み、全体的に緑がかった緑色凝灰岩(グリーンタフ)。
大谷石は軽く、耐火性もあるそうで、石塀、外壁、屋根などにも使われるそうです。
確かに、見た事がある外観の石でした。
<「カネホン採石場」の見学ツアーのお土産でいただいた、大谷石のメモ立て>

大谷資料館の基本情報

こちらの大谷資料館では、大谷石の歴史や採掘方法などを知ることができます。
そして、メインは、地下30mに広がる大谷石を掘った後の巨大な空間をライトアップして、大谷石の魅力を見せてくれる場所です。
大谷資料館
住 所:栃木県宇都宮市大谷町909
電 話:028-652-1232
営業時間:
4月~11月9時~17時
(最終入館16時30分)
12月~3月9時30分〜16時30分
(最終入館16時)
定休日:
4月~11月無休
12月~3月毎週火曜日休館
年末・年始 12月26日~1月3日休館
入館料:大人800円/小人400円
駐車場:有 平面 無料
駐車場の状況

駐車場は、平面駐車場で、無料で利用できます。
第1駐車場(10台)は、身体の不自由な方や団体予約の方の駐車場になります。
一般の方は第2駐車場(200台収容)になります。写真は第2駐車場です。
他にも第4駐車場まであります。
トイレの状況

大谷資料館の中にはトイレはありません。
第一駐車場の付近に、トイレがあると思います。
資料館の中は広く、夏でもかなり涼しいので、事前に済ましてから行くのがいいですね。
館内の服装に注意

地下の館内は、真夏でも10度前後とのことで、館内に入る時には、上着を持って行く方が無難かもしれません。
地下なので、冬には、外気温より暖かく感じる時があるかもしれませんね。
また、階段などもあるので、靴が歩きやすいです。
大谷資料館の観光にかかる所要時間

ゆっくり見て回り、写真を撮って、だいたい約1時間ほどみてまわりました。
大谷資料館の観光ポイント
地下に広がる異世界のような空間

地下に入ると、冒頭で出てきた、大谷石を採掘した後の広い空間が残っています。
大正8年から70年をかけて採掘されていたそうです。

大谷石を採掘した跡が、また、壁を神秘的に見せていますね。
光の演出もあって、本当に異世界空間のようです。
広がる空間に演出がいろいろ

もちろん、光の演出は有名なところだと思います。
よくテレビとかでも出てきますよね。

他にも、地下空間に置かれた假屋崎省吾さんの生け花があります。
2019年「假屋崎省吾の世界展」が開かれたそうです。

他にも不思議なオブジェや、地下水とオブジェのコラボなど、独特な世界が広がっています。
大谷資料館内はロケ地がいっぱい

こちら、館内にいろんなロケで使われた場所が紹介されています。
「るろうに剣心京都大火編」や「翔んで埼玉」、古いところでは「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子さんが、十字架に括られたシーンもこちらだそうです。
他にもミュージックビデオなども沢山とられているようです。
Novelbrightの「seeker」やGLAY[「 SOUL LOVE」などありました。
私自身はあまり歌謡曲わからないんですが、MV見るのも楽しかったです。
大谷資料館のホームページにたくさん載っているので、行ってからYouTubeなどで見てみると楽しいですよ。
大谷石の採掘の歴史がわかる

大谷資料館の地下の空間は、実は、最初の説明の大谷石を採掘した場所です。
大谷石の採掘方法や昔の道具などを見れる展示コーナーがあるので、そちらも寄ると楽しいですよ。
ということで、有名どころの大谷資料館は、とても雰囲気の良い場所でした。
カネホン採石場の紹介
こちらカネホン採石場は、現在、大谷石を実際に採掘されている場所になります。
大谷資料館とともに、訪れると楽しいですよ。
こちらもMVの撮影などにも使われているそうです。
カネホン採石場の基本情報
カネホン採石場
住 所:栃木県宇都宮市大谷町209
電 話:028-678-8802
営業時間:土曜日、日曜日、祝日の 10時~15時
定休日:月曜日~金曜日
料 金:
入場料 500円
採石場見学ツアー 300円
大谷石窯でピザ焼き体験 1,300円
大谷石ものづくり体験 3,000円
大谷端材袋詰め 1,000円
ハヤブサジップライン 2,000円
宝さがし(入場料不要) 900円
駐車場:無料 平面 10台
駐車場の状況

未舗装ですが、10台くらい停められる駐車場があります。
トイレの状況

トイレ棟は大谷石を使っていて、とてもおしゃれです。
外観からも、綺麗さが伝わりますね。


もちろん、中も大谷石です。素敵すぎなトイレでした。
カネホン採石場の観光ポイント
こちらはプログラムにより、所要時間が変わりますが、だいたい私達で見学ツアーとジップライン(待ち時間0でした。)で、所要時間は1時間30分程度でした。
採石場見学ツアーに参加

実際の大谷石の採掘場所を見ることができます。
おしゃれな展望所から見ると、採石場全体の採掘の深さを感じますね。

また、ガイドさんが資料を見せながら、採石方法や、採石方法の昔の話なども教えていただけます。
どのように機械を使って採石しているのか、教えていただけるので、大谷石資料館で見る壁の独特の模様の意味がわかりますね。

先にこちらに寄って大谷石の採掘について知っておくと、大谷資料館の地下に広がる空間に行った時に、より具体的に地下空間を楽しむことができます。

そしてカネホン採石場のホームページにあるように、こちらも、MV撮影などで使われています。
米津玄師さんの「馬と鹿」にも使われたとか。
採石場の風景に癒される

大谷資料館は、坑内掘りの地下の空間ですが、こちらは露天掘りです。
30m以上の切り立つ岩盤や、地下水がたまる池、まわりの木々の緑など、風景が印象的です。
MVに使われるのも分かる気がします。
いろんなプログラムが楽しめる

こちらに行った時に、ピザ窯で美味しそうなピザを焼いている家族がおられました。
私達は、生まれて初めてのジップラインに挑戦しました。
やや短めな感じで、初心者シニアにぴったり感があります。

怖がりの私でも行けたので、挑戦しやすいですよ。
途中見える、採掘場と池の眺めが最高でした。
おすすめです。
大谷資料館を観光時の車中泊場所

大谷資料館の見学後は、道の駅きつれがわで、車中泊をしました。
道の駅きつれがわ
住 所:栃木県さくら市喜連川4145-10
電 話:(代表)028-686-8180
営業時間:(直売所)9時~18時
駐車場:普通車242(身障者用4)台/大型17台
道の駅きつれがわでの車中泊情報は以下の記事にまとめています。
ということで、大谷資料館とカネホン採石場をご紹介しました。
どちらも思い出深い場所になりました。

カネホン採石場は、大谷石を感じる場所。ジップラインもおすすめだよ。
大谷資料館は、ローマの神殿のような、異質な大空間を感じる素敵な場所だったよ。
栃木旅行の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また‼
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