令和6年1月に静岡旅にやってきました。
いろいろな場所を見て回りましたが、この「白糸の滝」は、期待を上回る綺麗さでした。
ぜひ、本物の「白糸の滝」、直接見てみてはいかがでしょうか。
何ともいえない雰囲気と迫力を感じました。
白糸の滝の基本情報
白糸の滝
住 所:静岡県富士宮市上井出
駐車場:有 平面
有料(乗用車300円~500円)
入場料:無料
営業時間:24時間
(ただし、公営駐車場は17時まで)
白糸の滝 富士宮市HP(セキュリティ保護なし)☜
こちらが白糸の滝の案内看板です。
音止の滝と白糸の滝を中心に観光します。
白糸の滝駐車場情報
私たちは、あまり調べずに来たので、カーナビに言われるまま進んだ近くのお店の有料駐車場を利用。一回300円でした。
音止の滝のすぐ近くです。
お店で700円か800円くらい(正確な値段は忘れました。すみません。)買い物すれば無料らしいが、特に欲しいものなく300円支払いました。
(料金箱が設置されていました。)
公営の駐車場は別の場所にあります。
舗装した駐車場がよければこちらです。
案内看板と誘導員さんもおられました。
白糸の滝有料駐車場
住 所:静岡県富士宮市上井出273‐1
営業時間:8時30分~16時30分
収容台:105台
駐車料金:1回乗用車500円、二輪車200円、バス1000円
他にも近辺に300円で停められる駐車場がありました。
私達の観光ルート
<所要時間:ゆっくりゆっくり観光して約1時間>
① 終点駐車場
(前払いで300円)
➁ 音止めの滝裏展望台
③ 滝見橋
④ 白糸の滝
⑤ 食行身禄の碑
⑥ 白糸の滝展望台
⑦ お鬢水
⑧ 白糸の滝・音止めの滝案内所
公衆トイレ
駐車場の位置で変わりますが、先ほど紹介した駐車場からは、すぐ近くに滝があります。
歩くのがあまり好きでない方には、おすすめの観光スポットです。
白糸の滝の観光トイレ
こちらは、公営駐車場側に、綺麗な水洗洋式トイレがあります。
中も新しく清潔で、利用しやすかったです。
水洗洋式トイレがあるのと、多目的トイレもあるので、子ども連れの方や、高齢者の方も安心して利用できますね。
白糸の滝 おすすめ観光ポイント
音止の滝 富士山が見える滝
こちらは、白糸の滝のすぐ近くにある滝です。こちらは、富士と滝を一緒に収めた写真をとるのにぴったり!
2023年9月に展望台も新しくなり、滝の撮影もバッチリしやすくなっています。
本日富士山山頂が雲に隠れていますが、こんな感じです。(画面右上の雲の中に富士山が隠れています。)
こちらの音止の滝にはお話があります。
音止の滝の伝説
出典: 世界遺産富士山 構成資産 白糸の滝 パンフレット(発行:富士宮市富士山世界遺産課)
仇討の前、曽我兄弟が滝の近くで討ち入りの相談をしていると、ゴーゴーと滝の音が響き、声がさえぎられてしまった。兄弟が「心無しの滝だなあ」とため息をつくと、不思議にも激しい滝の音がぴたりとやみ無事相談ができた。この伝承から「音止の滝」と呼ばれるようになった。
今から800年前の鎌倉時代、源頼朝が将軍だった時代のお話だそうです。
そういえば、現場で夫さんに「写真撮ろう」と声をかけても聞こえなかったのは、滝の音のせいだったのかな…。
白糸の滝へGO!
音止の滝から歩いて5分ほどで白糸の滝が見えてきます。最初から、滝の幅に驚き!
滝見橋から少し先に進んだ所から見ると、すごいです。
なんと、カーテンのように、岩盤から細い滝が沢山流れ出ています。
白糸の滝は、高さが約20m、幅は150m以上あるそうです。
単独の滝というよりも、崖から幾筋も広がる滝全体が見どころのように思えます。
こちらは、富士山の雪解け水が、上部の水を通す地層と下部の水を通さない地層の間から湧き出しているそうです。
上部に川がないのに、湧き出る水に驚きです。
また、この水がとても美しく、透明で冷たいのです。
心洗われる気分です。
大きな滝のところには、虹が見えてます。
天気がいいと、富士山と滝の風景を写真に撮ることができます。
また、秋には紅葉と滝が綺麗に見えるそうです。
階段を上がった展望所からは、白糸の滝を見下ろしつつ、富士山と一緒に写真が撮れるスポットがありました。
(画面右上の雲の中に富士山が見えています)
行った日はとても天気が良く、青空が綺麗で、空気は冷たく、心が清められる気分になりました。
お鬢水(びんみず)
こちらも、透明で青みがかった水が広がっています。 それが、白糸の滝に流れ込んでいるようにも見えました。
とても綺麗な水なので、その青色に見惚れてしまいました。
こちらには、こんな逸話があります。
お鬢水の伝説
出典: 世界遺産富士山 構成資産 白糸の滝 パンフレット(発行:富士宮市富士山世界遺産課)
鎌倉時代、将軍源頼朝が「富士の巻狩り」を行った際、頼朝が白糸の滝の上にある岩穴の湧水で、鬢のほつれを直した。それからのち、この湧き水を「お鬢水」と呼ぶようになった。
そのほかの見どころ
世界遺産「富士山」構成資産としての「白糸の滝」
「富士講」というのは、富士山を信仰する民間信仰の団体だそうですが、その祖となる「長谷川角行(はせがわかくぎょう)」という方が、こちらで修行をされたそうです。
そのため、富士講の信者たちも、修行・巡礼のためこちらに訪れた歴史があります。
こちらの石碑も、信者が建てたもののようです。「食行身禄」と記されています。
世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとなったのは、そのような背景があるためなんですね。
富士山・白糸の滝テラス
新しく、おしゃれな場所も出来ていました。
いくつかのお店が入っています。
お食事処、富士見焼きそば、カフェ、天然石のアクセサリ―屋さんなどがありました。
SHIRAITO GENERAL STOREさんでは「ジャークチキンプレート」、平石屋さんでは「富士宮やきそば」食べてみたかったです。
美味しそうですよね。
富士山・白糸の滝テラス 富士宮市HP (セキュリティ保護なし)☜
白糸の滝の観光所感
駐車場は、大きな平面駐車場や、周りの300円駐車場があり、比較的停めやすいように思いました。
そして、観光場所がコンパクトで歩きやすい歩道になっているので安心して観光できる場所ですね。
白糸の滝の美しさと癒しは、最高でした。
ゆったりと滝を見て過ごす時間は、癒しですね。
また、世界遺産「富士山」とよく聞きますが、なぜ選ばれたのか、意外に知りませんでした。
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」という内容を知り、頭に置いて、もう一度観光地を振り返ると、「富士講」などの存在や、新しいことを知るきっかけになりました。
「白糸の滝」以外の、「食行身禄」の石碑に、思いをはせることにもなりました。
ぜひお天気のいい日に行かれると、のんびり心を癒せると思いますよ
昔から名前は知ってたけど、実際目にして、滝の幅の広さ、水の美しさ、迫力に感激したな。
私は、あまり知らずに静岡県にやって来ましたが、気づけば、世界遺産巡りになっている旅行でした。
まだまだ知らない日本に出会えそうです。
ではでは、また!!
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