下記に興味ある方々にお勧め!
映画やロケ地巡りが好きな方
NHK朝の連続テレビ小説が好きな方
土地の歴史や成立ちに興味のある方
お互いの願い事が叶うか確認したい方
広島のたけはら町並み保存地区(重要伝統的建造物群保存地区)を令和5年1月に訪ねました。場所は夫さんのセレクトです。
古い町並みの散策目的でしたが、行ってみると面白い場所がありました。
1 たけはらの町並みである伝統的な建物を見て、そぞろ歩きを楽しもう
2 大林宣彦監督の「時をかける少女」を見て、ロケ地を探そう
3 NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の銅像を見よう
4 たけはらを盛上げた浜旦那の話、塩の歴史の話を聞こう
5 たけはらで竹細工を深めよう
6 あなたの願いは叶う?お抱え地蔵に聞いてみよう
たけはら町並み保存地区に行くための車中泊場所
広島県竹原の町並みを見るために、私達は道の駅「たけはら」で車中泊をして、朝一番に「たけはら町並み保存地区」を訪ねました。
道の駅の場所から道を挟んで駐車場になるよ。駐車場に大型車が止まっていたけど、普通車用のスペースの端の方を選んで駐車すれば、静かに眠ることができたよ。
朝一番に「たけはら」に行くならば、とてもいい場所になるね。
ここから、5分ほどで町並み保存地区だよ。
道の駅で、買物などするといいと思うよ。
道の駅 たけはら
住 所:広島県竹原市本町1丁目1‐1
電 話:0846‐23‐5100
定休日:第3水曜日
(祝祭日の場合は翌日休館)
12月31日~1月3日
駐車場:無料 大型4台
普通車48台
トイレ:水洗洋式トイレ
広島 たけはらの町並みは 時をかける少女のロケ地
こちらは、大林宣彦監督の「時をかける少女」のロケ地です。
最近では「時をかける少女」というと、細田守監督のアニメ版が有名ですが、私達世代には尾道三部作の1本であるこちらです。
原田知世さん主演の映画でした。当時は角川映画最盛期のころだったと思います。
この映画は尾道三部作と言われるだけあって、ロケ地は尾道だとばかり思っていましたが、たけはらが主人公芳山和子の通学路という設定のため、何回も映画の中に登場します。
オープニングの瓦屋根や格子の風景もたけはらの風景だそうです。
胡堂、こちらでは、原田知世さんが演じる芳山和子が、友人と歩いている時に自転車をよけるシーンや瓦が落ちてくるシーンに使われています。
西方寺と普明閣の前は、和子の通学路の設定になっていました。
こちらが通学路として何回も映画に出てきています。
こちらの階段を、原田知世さんが駆け下りてきます。アングルは、階段の上から走り下りてくる様子を撮影されていました。こちらの写真は原田知世の目線ですね。突き当りは堀川醤油醸造所です。
原田知世(和子)の同級生の堀川くんの自宅として堀川醤油醸造場が映画に登場しています。
旅行後にしっかり映画「時をかける少女」を見て確認したら、上の写真の場所がバッチリわかりました。
夫さんと二人で、「この階段あった」「ここ普明閣の灯篭の前や」など盛り上がりました。
シニア夫婦の会話は、ささやかな共通の話題が大事ですよね。
たけはらの町は マッサンの故郷
我が家はNHK朝の連続テレビ小説が大好きです。
再放送を録画して晩御飯の時にまとめて見ています。「マッサン」も、再放送を録画して昨年見たところなので、竹原は楽しみでした。
竹鶴政孝&リタ銅像がありました。
マッサンの生家もロケ地でした。
ドラマではマッサンがエリーを連れて竹原に帰ってきますが、エリーの姑亀山早苗を演じる泉ピン子に国に帰れと、何度も説得されてしまいます。
それでも努力して嫁として認めてもらおうと努力するエリーに頭が下がります。
ドラマ「マッサン」のエリーはかわいいけれど、芯が強い女性でとても魅力的でした。
「マッサン」という名前でしたが、マッサンを支えるエリーの話のように感じました。
たけはらの町では、塩の説明を聞くと面白い!
旧笠井邸という所で、NPOの方から塩の話を聞きました。
昔ながらの塩の作り方、製塩が盛んであった赤穂から技術者を招いて塩田を築いたこと、浜旦那と呼ばれる塩田経営者やその家々について等、丁寧にご説明いただきました。
また、当時の塩がとても貴重であったこと、北前船にのり日本各地へ運ばれていた事を教えていただきました。実際に海岸から内陸部に向かう「塩の道」を歩かれたイベントについて、参加された時のお話も伺いました。
いろいろな地域が海路・陸路で繋がっていたのですね。
北前船は、東北に行っても、どこに行ってもよく出てくるワードです。
昨年行った東北旅行、おしんのロケ地山形県坂田の日和山公園にも立派な北前船の1/2スケールの模型が置かれていました。いずれ、北前船の担った役割を知りたいなと興味が出てきました。
もし、たけはらに行かれたら、ぜひ塩のお話を聞かれると面白いと思います。
帰りに買った塩かりんとう 美味しかったです!
また2階ではアニメ「たまゆら」の展示がありました。たけはらを題材にしたアニメのようでした。
50代半ばになると、あまり見る機会のない青春アニメでしょうか。絵がかわいかったです。
旧笠井邸
住 所:広島県竹原市本町1丁目9‐11
電 話:0846‐22‐0214
休館日:不定休
12月26日~1月4日
開館時間:10時~16時
入館料:無料
駐車場:無
(私たちは道の駅たけはらに駐車しました)
たけはらで竹細工を深める
こちらは、憧憬の広場です。写真の右側にある「かざぐるま」の壁がとても綺麗でした。
風が通ると「かざぐるま」がまわります。風が通るのを待ちながら、ゆったりできる場所でした。
たけはらは、竹細工も有名です。町の家の軒先に竹細工が飾ってある家もありました。
たけはらの町について、もう少し詳しく知りたい方は下記のHPを見てもらうと、見どころいっぱいです。
竹原市観光協会HP ☜
お抱え地蔵で願い事が叶うかチャレンジ
こちらが、お抱え地蔵です。町並み保存地区の通りから少し斜めに入った坂を上ったところに小さなお堂があります。道中にはお抱え地蔵ののぼりがあるので、わかると思います。
願い事を思いながら、お地蔵様を抱きかかえるのですが、その時に思ったよりも軽く感じると願いが叶うそうです。
さっとんは、重たくて持ち上がりませんでした。女性には少し重いですね。
夫さんは抱えることができていました。
たけはら町並み保存地区の観光所感
私達がロケ地に関する観光が好きなため、今回は映画やドラマのテーマに沿った内容で観光をしました。たけはらの町並みは、古き良き時代の雰囲気がとても綺麗に保存されており、気持ちがほっこりする場所でした。
ロケ地としてだけではなく、ふらりと行っても楽しめる場所なので、お勧めです。
また、観光のための駐車場としては、道の駅「たけはら」がとても便利でした。
私達が行った時には、曜日が悪く、浜旦那の旧松坂家住宅も元たけはら町長の旧森川家住宅も臨時休業や休業日で、中を見ることができませんでした。事前に開館曜日や時間など調べていくと、スムーズに旅行ができそうです。
「たけはら」はノスタルジック。
「時をかける少女」のロケ地を写真に撮って、後で映画で確認したら面白かったわ。
たけはら町並み保存地区を含む観光日程
<たけはら町並み保存地区の観光日程>
道の駅 たけはら
↓
たけはら町並み保存地区
↓
味処 日の出 (ランチ)
↓
鞆の浦
↓
道の駅 一本松展望園
〇味処 日の出(ランチ)は、
下の記事になります。
〇 鞆の浦の観光は、
下の記事になります。
私達は、こんな感じで旅をしました。日程的には、たけはらをゆっくり観光しすぎて、鞆の浦の時間が短くなってしまいました。どこも見どころいっぱいなので、時間配分に気を付けてまわる方がよさそうです。
広島旅の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また!
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