【伊豆半島❘下田】日本最初の開港地と日米和親条約付録下田条約締結の場をのんびり観光

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下田で黒船来航の真実を知るシニア夫婦 車中泊旅
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 こんにちはシニア夫婦の外遊びです。
今回は、伊豆半島車中泊旅の時に訪れた、下田です。
 江戸の幕末から明治維新がなぜか好きな、私のリクエストです。

道の駅 開国しもだみなと

道の駅 開国しもだみなとの外観

道の駅 開国しもだみなと
住 所:静岡県下田市外ヶ岡1-1
電 話: 0558-25-3500
営業時間:9時~17時
(施設により異なる)
駐車場:普通車207台(身障者用6台)/大型13台

道の駅開国しもだみなとHP ☜

道の駅 開国しもだみなとの案内看板
出典:道の駅 開国しもだみなとの案内看板

 こちらには、お土産の物販や、金目鯛のフライが入った下田バーガーを食べれるお店などありました。

道の駅 開国しもだみなとの施設利用の禁止事項
出典:道の駅 開国しもだみなとの案内看板

 道の駅利用の注意事項の看板がありました。
車中泊禁止の表現ではなく、「宿泊目的駐車禁止」という表現のシールが貼ってありました。
 最近は、このような表現が多いですね。

下田の昼食ポイント

金目亭のお店内部

 わたしたちは、「金目亭」にお邪魔しました。道の駅開国しもだみなとの目の前です。
 金目鯛の煮つけが食べたいという夫さんの希望です。
 キンメに種類がある~。知らなかった。

市場の食堂 金目亭
住 所:下田市外ヶ岡11
電 話:0558-22-6314
営業時間:朝7時~9時30分(朝定食のみ)
 昼11時~15時 L.O
定休日:火曜日
駐車場:有(店舗前 約6台)

金目亭のキンメダイの煮つけ

 この金目鯛の煮つけは、めちゃくちゃ美味しかったです。
 こうあってほしいと思う通りの、お魚の煮つけでした。
 私好みのお味でした。
 白ご飯が美味しくなりすぎます。

下田の観光ポイント

 下田は、ペリー黒船来航の場所として有名ですね。
ペリーは、1853年7月 浦賀に来航 (上陸は久里浜)開国要求しますが、幕府が回答を延期します。
 続いて、1854年1月江戸湾に入港し、3月に日米和親条約を締結。下田、函館の2港を開くことになります。
 そして1854年4月下田に来航しています。こちらで、日米和親条約付録 下田条約に調印されます。

さっとん
さっとん

 開港の地「下田」に行きたいと言ったものの、黒船が来た場所としてしか知らなかったのよね。日本初上陸ではなかったのね。
 
 なんでペリーが日本に来たの?下田の人たちはびっくりしたの?

 そんなことを知りたい方には、こちらをご紹介します。

MoBS黒船ミュージアム(了仙寺境内内)

MoBS黒船ミュージアムの外

 3,000点以上の開国に関する映像資料の原本を所蔵しているそうです。

MoBS黒船ミュージアム
住 所:静岡県下田市三丁目12-12
電 話:0558-22-2805(了仙寺)
営業時間:8時30分〜17時
(入館16時40分まで)
休館日:12月24〜26日の3日間
入館料:大人500円/小中高生250円/シニア400円


MoBS黒船ミュージアムHP ☜

MoBS黒船ミュージアムの映像を見る場所

 1階で、ペリーが来航した理由や、当時の下田の町の人々と黒船船員たちのふれあいなどを楽しく映像で見せてくれます。

 下田で、長崎の開港や、アメリカ人が下田や函館での居留の権利、貨幣の交換など、細かいことが決められたそうです。

 幕府の一大事も、一般の人々は、なかなか柔軟に受け入れていた姿がわかって、面白かったです。
 観光前に見ておくと、史跡にいってもわかりやすかったです。

下田開国博物館

下田開国博物館
住 所:静岡県下田市4-8-13
電 話:0558-23-2500
営業時間:9時~17時
(入館は16時30分まで)
定休日:年中無休
入場料:
駐車場:乗用車30台/バス7台

下田開国博物館HP ☜

 こちらの展示も面白かったです。
ペリー来航だけでなく、ロシアのプチャーチンの来航や、初代アメリカ総領事ハリスさんのことなども教えてくれます。
 コンパクトにまとまっていました。

産業革命等で、油が必要になり、クジラの油を求めて、捕鯨のための寄港地(補給のための港)が必要になっていたことや、世界の強国たちの植民地拡大の動きの影響など、当時の世界も大きく動く時代だったんですね。

 MoBS黒船ミュージアムか下田開国博物館かどちらかひとつだけ…、という方には、MoBS黒船ミュージアムがおすすめかな。
 時代背景がわかりやすく映像で見れるのが、よかったです。
 展示をじっくり見たい方は、下田開国博物館がおすすめです。もちろん、こちらでも映像での説明もありますよ。

了仙寺

了仙寺の外観

了仙寺
住 所:静岡県下田市七軒町3-12-12
電 話:0558-22-0657
拝観料:無料
駐車場:乗用車40台/バス6台

 この了仙寺で、ペリー一行の応接所兼幕府との交渉場所となったそうです。
 実際の場面などを想像したい方は、MoBS黒船ミュージアムの映像を見ると、とてもよくわかるようになっていました。

ペリーロード

柳が印象的なペリーロード

 こちらは、黒船でやってきたペリー艦隊が、日米下田条約締結の為に了仙寺まで行進したことから名付けられたペリーロードです。

 今はレトロな感じのお店が並んでいました。

ペリーロードの端にある大砲のモニュメント

 幕府側と会見する日に、ペリー一行は祝砲を轟かせ、大砲4門を曳いて、鉄砲を肩にかけた水兵が300人も、了仙寺まで行進したそうです。

 下田の人は、びっくりしたでしょうね。

下田公園

下田公園にある現地案内看板
出典:下田公園現地にある案内看板

 ペリー上陸の地を見に行くはずが、なぜか、上に登っていき、下田公園に出てしまいました。

下田公園
住 所:静岡県下田市3

 案内図を見ながら行けば、辿り着いたかもしれません…。

下田公園のアジサイ

 下田公園は、おりしも6月には、アジサイが美しい季節でありました。
 園内には、総計15万株300万輪のあじさいがあるそうで、種類も100種類以上だとか。
 いろんな種類のアジサイが見れてよかったです。

下田公園の開国記念碑

公園では、開国記念碑がありました。
 昭和28年、下田開港百年を記念し下田公園の中に建立された碑です。

 ペリーやハリスの言葉や肖像が彫られていました。

下田公園の展望台から見える下田の湾

 また、湾内には黒船が走っております。(観光船のようでした。)

 展望台や下田城址もあるので、散策するには良い場所でした。

 どこも、楽しめる場所が多いところでした。
黒船来航で困る江戸幕府、開国への道、そして明治に変わっていく時代。
エネルギッシュな時代ですよね。
 下田に来れて、ペリーのこともわかり、楽しかったです。

夫さん
夫さん

歴史の教科書で、下田という響きに、何か異国情緒を感じ、いつかは行ってみたいと思っていたところだよ。
ペリーロードを歩いた時は、感慨深かったな。

 ということで、伊豆半島旅はこれで終わりになります。
伊豆半島旅の参考にしていただければ幸いです。

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