【茨城|筑波宇宙センター】スペースドームの見学で宇宙と技術に驚く〜駐車場&見どころ

宇宙関連の技術に圧倒されるシニア夫婦 車中泊旅
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令和6年3月に、千葉・房総半島の車中泊旅に行きました。
その際、雨降りの日の観光として、茨城県つくば市に足をのばし、筑波宇宙センターにいって来ました。

 さっとんはSF映画大好きで、昔から、インディペンデンスデイや、スターウォーズ、エイリアン、2001年宇宙の旅など、沢山見て来ました。

 でも、実際のロケットや宇宙ステーションの大きさを目にした事がありません。
今回、めちゃワクワクしたのでご紹介します。

筑波宇宙センターの基本情報

筑波宇宙センター
住 所:茨城県つくば市千現2-1-1
電 話:
定休日:不定休
  年末年始(12/29 ~ 1/3)
  施設点検日等
営業時間:
◉展示館「スペースドーム」
 10:00~17:00
◉プラネットキューブ
(ミュージアムショップ)
 10:00~17:00
入館料:無料
駐車場:有 無料 50台

筑波宇宙センター JAXA HP ☜

※私達は展示館「スペースドーム」を見学しました。
 こちらは、施設老朽化のため2024年6月5日(水)~2025年春頃まで、長期閉鎖になるそうです。
見学しようと思う人はお早めにね。

駐車場

筑波宇宙センター駐車場

 広い平面駐車場がありました。
無料で利用が出来て、50台停められます。

筑波宇宙センターを利用時に車中泊した場所

道の駅たまつくりの駐車場遠景

 「道の駅 たまつくり」を利用しました。
ただ、駐車スペースが少ないこと、夜間の音など気になる点もありました。 

道の駅たまつくりでの車中泊情報は以下にまとめています。

筑波宇宙センター(展示館「スペースドーム」)の観光ポイント

スペースドーム入口

今回は、無料で利用出来る展示館「スペースドーム」をみて来ました。

 他にも大人(18歳以上)500円で1時間10分のガイド付きツアーもあります。
こちらは宇宙飛行士養成エリアや、「きぼう」運用管制室の見学ができる内容です。

 

スペースドーム付近の案内板

 展示館が休館中でもガイド付きツアーは、実施予定だそうです。(要WEB予約)
ガイド付き有料見学ツアー JAXAつくば宇宙センターHP  ☜

宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟(実物大モデル)に入れる

宇宙ステーション「きぼう」の全体影

 実際の宇宙ステーションと同じ大きさだそうです。
 また、実際に宇宙ステーションのきぼうの中で撮影している動画があるので、比較すると面白いです。

きぼうの内部全体
きぼう内部のスイッチ類

 実際、展示室で見ると大きい気がしますが、入ってみると、狭い気もします。
 映画だと、宇宙船の中ってわりと広いスペースあるからかな。

きぼうを構成する素材

 きぼうの壁の厚さが10センチというのは、驚きでした。

 外が宇宙だと思うと、かなり厚みがあるのかと、勝手に想像していました。

宇宙ステーションに荷物を届ける宇宙ステーション補給機「こうのとり」

コウノトリの外観

 この「こうのとり」も実物大ですが、とても大きいです。
無人で宇宙ステーションに物を届けるのですから、すごいですね。

こうのとりの内部

 この「こうのとり」に荷物を詰めて、宇宙ステーションに届けるとともに、帰りは、宇宙ステーションで出たゴミを詰んで、地球に向かい、戻る途中でゴミと一緒に「こうのとり」も燃え尽きるようになってるそうです。

こうのとりの縮小モデル

 「こうのとり」は、リサイクルすると高すぎるらしく、ゴミと一緒に燃え尽きさせるのが、合理的なそうです。
 宇宙ステーションから出るゴミのことなんて、考えた事なかったです。なるほど。

大きな地球を見ながら、観測衛星などの位置や高さを見ることが出来る

青いドリームポート

 こちらは、地球100万分の1サイズの地球が真ん中に、ドンと置かれています。
名前は「ドリームポート」。

 この地球の上に描かれる白い線は、地上から100Kmの位置。
一般的には、大気のほとんど無くなる100Kmを宇宙としているそうです。

 そして、地球のまわりにある衛星の位置や高さを示しています。よく見ると、面白いですね。

いろいろな役割を持っている衛星の実物大を見ることが出来る

 こちらには、いろいろな種類の衛星が置かれています。
実際に見ると、大きいような、衛星と考えると小さいような。

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」

温室効果ガス観測技術衛生「いぶき」の外観

 こちらは、宇宙から、世界中の二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの分布を均一に観測するそうです。
 実物サイズが展示されているそうですが、何だかこれが宇宙に浮いているなんて、不思議ですね。

温室効果ガス観測技術衛生「いぶき」の観測データ

 実際に置かれた観測値をみると、確かに10年前と比べても、地球は暑くなってきているのがわかります。
 地球温暖化なんだか心配になりますね。

技術試験衛星Ⅷ型きく8号

技術試験衛星Ⅷ型きく8号のイラスト

 こちらは、確実に通信ができる環境を作るために、通信エリアを広げる、災害時でも確実な通信手段を提供するなどの目的で、きく8号は様々な実験をしていたそう。

 全然知らなかったです。

技術試験衛星Ⅷ型きく8号の縮尺モデル

 きく8号の持つ2つの巨大アンテナは、送信用と受信用アンテナで、テニスコートがすっぽり入るくらいの大きさ(19m×17m)があり、宇宙では、片方のアンテナを1時間かけて広げていったそうです。

 まるで、映画の場面の一部のようですね。
実際に展開を行っていく動画は必見ですね。

 また、東日本大震災の際には、被災地の通信環境にも協力し、インターネットが使えるようにしたそうです。
 すごい力を持つ巨大アンテナと技術ですね。

かぐやからの映像で青い地球を見よう

かぐやの映像の地球
かぐやの月の映像

これは、出入口近くの場所で、映像が流れています。

 アポロ17号が着陸した地点もみられますし、青い地球も見ることが出来ます。(本当に青いのか見てみたくて、嬉しかった。) 

その他見どころ

宇宙服を着れる体験場

 宇宙服を着て記念撮影ができます。
面白そうですよね。人気がありましたよ。

 子どもたちが多いので、今回は将来が楽しみな方たちにを優先して、私達は、他を堪能しました。

宇宙食の展示

 宇宙食の展示があります。日本は基準を示せば、JAXAが開発しなくても、各会社が開発して宇宙食を作って納品してくれるらしいです。
技術力高いですね、日本って。

ロケットエンジン

 ロケットとロケットのエンジンの展示もあります。
エンジンの話も面白かったですよ。

つくば宇宙センターを楽しむコツ

展示館ガイドの案内

 これは、ズバリ展示室でやっている無料の展示館ガイドに参加して、説明員のお話を書くことです。

 正直、展示を見るだけでは、衛星やロケットの大きさに驚くだけですが、こちらの説明員の方のお話しを聞くと、どこを見たらいいのかよくわかります。

 また、質問にも丁寧に答えていただけて、何倍も楽しめますよ。

ぜひ、展示館ガイドに参加されることをお勧めしますよ。

夫さん
夫さん

子どものころから行きたかったところで、楽しみにしてたよ。
展示物も、宇宙船とはどんなものかよくわかったわ。

 宇宙に行ける技術、宇宙から支えられる地上の技術、いろいろな力を日本は持っているのですね。
また、技術を高めるためには、莫大な費用も必要になりますよね。

空想的に感じていた宇宙の世界が、急にリアルになりました。
JAXAさんという組織があって、頑張っておられることが、とてもリアルに感じられる場所でした。
ありがとうございました。

 茨城県の旅の参考にしていただければ幸いです。
 ではでは、また!!

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