紫雲出山は、香川県三豊市の荘内半島に位置します。
令和5年10月に四国旅で車中泊でお世話になった場所です。
車中泊のしやすさだけでなく、展望の良さ、散策路があるなど、他のメリットもありとても良かったです。
車中泊にもいい場所だけど、朝の散策が最高!
眺めが良くて、お散歩中に弥生人の親子にも遭遇。
とても楽しい場所だったよ。
紫雲出山の基本情報
紫雲出山という名前は、浦島太郎のお話と関係しています。
浦島太郎が玉手箱を開けたら紫の雲が山にかかったところから、紫雲出山という名前になったそうです。
紫雲出山の位置と特徴
住 所:香川県三豊市詫間町大浜451‐1
特 徴:
荘内半島に位置し、桜のシーズンに、賑わう場所。
頂上展望所には紫雲出山遺跡館(館内には喫茶コーナー)、展望台があり、素晴らしい海と島の眺めを楽しめる。
浦島太郎伝説があり、荘内半島には関連の場所がいくつかある。
備 考:
桜の季節には、入山にあたっては、事前にオンラインで入山チケット(2023年は平日1750円、土日祝日2300円)を購入する必要があります。
交通規制などあります。(2023年は3月25日~4月10日)
利用については、下記のホームページから確認をしてくださいね。
それ以外の期間は特に入山規制はないようです。
アクセス方法
【高松方面より】
「三豊鳥坂IC」より車で45分
【松山方面より】
「さぬき豊中IC]より車で45分
紫雲出山第一駐車場のおすすめポイント
駐車場は平で眺めが良い
海に面していて、駐車場からの眺望はとてもいいです。
また、比較的平坦な駐車場なので、停めやすいと思います。
山の中の駐車場のため、とても静かに車中泊を楽しめます。
第二駐車場展望台の方は、左右とも海に囲まれ展望がよいのですが、トレイがありません。
そのため、車内にトイレがない場合は、第一駐車場をお勧めします。
トイレがある
トイレは水洗洋式トイレがあります。施設は若干古めですが、綺麗に清掃されています。
注意点
夜間に電気がつきません。電気の設備はあるのですが、令和5年10月に訪れた時には、夜間電気はつきませんでした。懐中電灯で対応しました。
洗面台も綺麗に清掃されています。
「この水は飲料水ではありません」という注意書きがありました。
朝起きたら、山頂展望所へ散策に行ける
出かける前に、朝食後の腹ごなしに山頂展望所に向けて散策しました。
とても綺麗な展望所があります。
景色は最高です。
桜はなかったですが、それでも海と島の風景に感動します。
山頂には、紫雲出山遺跡館があります。
開館時間であれば、見学してみたかったです。
紫雲出山遺跡館
住所:香川県三豊市詫間町大浜乙451‐1
電話:0875‐84‐7896
営業時間:9:30~17:00
(6~8月 9:30~18:00)
(12月~2月 9:30~16:00)
定休日:火曜日、年末年始
紫雲出山のすぐ近くに観光地がある
出典:父母ヶ浜❘三豊市観光交流局
https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahama/
父母ヶ浜(紫雲出山から車で約20分)
住 所:香川県三豊市仁尾町仁尾乙203‐3
特 徴:「日本夕陽百選」に選ばれたことがある場所。
潮が引いた干潮時には、潮だまりに映り込む人を使った写真が人気。
あちこちで、撮影用の小道具を持って撮影する人が見られて楽しい。
天空の鳥居(紫雲出山から車で約30分)
住 所:高屋神社下宮
香川県観音寺市高屋町2730
特 徴:稲積山標高404mの山頂に高屋神社本宮があり、その鳥居を「天空の鳥居」と呼び、SNS上でも話題になった観光地。
出典:銭形砂絵「寛永通宝」❘観音寺市観光協会 https://kanonji-kanko.jp/zengata-sandpainting/
銭形砂絵(紫雲出山から車で約30分)
住 所:香川県観音寺市有明町14
特 徴:江戸時代の銭貨「寛永通宝」を模して造られた巨大砂絵。東西122m、南北90m、周囲345mある。
浦島太郎伝説を楽しめる
紫雲出山の案内看板には、浦島太郎伝説について書かれていました。
三豊市の観光交流局のホームページには、このような浦島太郎伝説と地名について、記載されていました。
浦島太郎の伝説は、日本国内十数カ所にあるが、三豊市詫間町もそのひとつ。詫間町の場合、浦島伝説にまつわる地名、遺跡が数多く残っている。以下はその代表的なもの。
浦島太郎伝説|三豊市観光交流局 mitoyo-kanko.com/facility/urashimataro/
● 浦島/荘内半島と粟島、志々島の総称をかつては浦島といった
● 生里/太郎が生まれた里
● 糸の越/太郎が釣り糸を持って通った所
●鴨の越/太郎が亀を助けたとされる浜辺
● 箱/玉手箱を開けた所
● 紫雲出山/玉手箱から出た煙が紫の雲となってかかった山
● 仁老浜/仁義深い老人となった太郎が余生を過ごす
●積/太郎が竜宮城から宝物を積んで帰りついた、とされる場所
●室浜/太郎が若さを失わないまま、しばらく暮らしたとされる場所
(一部抜粋)
日本各地に浦島太郎伝説が残っていますが、あちこち旅をしていると、各地の昔話に心惹かれる時があります。
いろいろな場所で、浦島太郎に会えそうです。
こちらの荘内半島でも、浦島太郎伝説にちなんだ場所があるので、そちらを観光するのもまた楽しいかもしれませんね。
シニア夫婦車中泊体験記
夕方18時30分頃に車中泊場所に辿り着きました。
トイレチェックしてから、夕食です。近くのスーパーマルナカで買ってきたお惣菜たちです。
それから、車内でYouTubeのニュースや番組を見ます。紫雲出山で車中泊した人達の動画も見ます。
桜の季節は、とても綺麗なようです。その後、ベッド展開して寝ます。
夜トイレに行くと真っ暗で、電気がつきません。怖いなあ。1人では車中泊出来ないなあ。
この日は私達以外の車中泊車はいませんでした。
朝は起きて朝食を食べてから、少し散策をします。
第二駐車場展望台に様子を見に行きます。
とても綺麗な風景に癒されます。
山頂展望所へ行く道の前に杖が。急な道でしょうか。
杖をつきながら進みます。途中、俳句を楽しむ事ができます。
我が家の一位はこちら、「ライバルは 吉野の桜か 紫雲出山」かな。
楽しいですね。
途中、紫陽花と桜の道があります。花盛りに訪れると綺麗そうです。桜の季節は、かなり混むようです。
山頂まで10分程度でつきました。山頂には、遺跡館があります。
朝から弥生人の方がおられました。こちらの地域で高地性集落跡の遺跡が見つかってるそうです。
こんな山の中で過ごしていたのでしょうか。
山頂展望所です。すごく綺麗な風景が楽しめました。
こちら浦島太郎伝説があります。
山頂展望所から見える生里という場所で、浦島太郎が生まれたそうです。
美しい風景ですね。
桜の季節の風景は、yahoo! JAPANの「日本が誇る桜の絶景15選」にも選ばれたそうです。
では、そろそろ、朝の散策は終わりです。
車内を片づけて、次の目的地に向かって出発したいと思います。
紫雲出山という名前に惹かれて選んだ場所ですが、数々のロマンあふれる場所でした。
ではでは、また!
<四国観光の記事>
<紫雲出山車中泊を含む四国旅のルートの記事>
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