【秋田❘大湯環状列石】世界文化遺産になった日本のストーンサークル~観光情報&車中泊場所

ストーンサークルの不思議を間近で見るシニア夫婦 車中泊旅
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 令和6年5月に青森東北旅に行きました。
その時に行った、大湯環状列石の観光情報をまとめました。
 こちらは、2021(令和3)年7月27日、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録された遺跡群のひとつになります。

大湯環状列石の基本情報

 環状列石は縄文時代後期に、昔の人がお墓や祭事の場としていたところだそうです。

大湯環状列石の復元された建物と環状列石

大湯環状列石の場所

大湯環状列石
住 所:秋田県鹿角市十和田大湯字万座27
駐車場:有 無料
見学時間:9時~17時30分

大湯環状列石の駐車場

大湯環状列石の駐車場

 駐車場は、広く、駐車しやすかったです。
いった時間も夕方だったこともあり、車は少なかったです。

大湯環状列石の全体図

<大湯環状列石の案内看板>

大湯環状列石の案内看板

 全体の案内地図は、このようになっていました。
環状列石には大きく「万座環状列石」と「野中堂環状列石」があります。
また、ほかにも「5本柱建物跡」や「環状配石遺構」などもありました。

大湯環状列石の見学時間とガイド時間

 定時ガイドツアーもあるようです。
こちらの時間帯であれば、事前予約不要なので、利用しやすいですね。
 私もお話をお聞きしたかったな。

大湯環状列石

 大湯環状列石は、大湯川沿いにある遺跡です。
縄文時代後期(約4000~3500年前)に作られたようです。

万座環状列石の遠景

 川から石を運んできて、作られています。
石を円形や四角に並べて、いくつもの塊が環状に置かれています。

万座環状列石を近くで見た石の群

 これらの石の下から、甕棺が出土していて、ひとつひとつがお墓だったようです。
 吉野ヶ里遺跡で見た甕棺を思い出します。
縄文時代からすでに、人を埋葬する習慣があったのですね。

日時計状組石模型

 野中堂環状列石では、日時計のような組石も見られるそう。
 大湯ストーンサークル館で見たら、「日時計状組石模型」というのも置いてありました。

復元された掘立柱建物

 このような掘立柱建物なども再現されていましたよ。
 再現建物があると、想像がさらに膨らみます。

万座環状列石の看板と遠景

 また、大湯ストーンサークル館の映像で説明されていましたが、『二つの環状列石の中心の石とそれぞれの「日時計状組石」と呼ばれる石が一直線に並ぶよう配置され、それが夏至の日没位置と重なる』そうです。

 祭りの道具なども出土しているようで、祭事の場所でもあったそうです。私の好きな本に守り人シリーズがあります。「精霊の守り人」という話では、「夏至祭り」がキーポイントになってたのを思い出します。想像が膨らみますね。

大湯ストーンサークル館

大湯ストーンサークル館の案内看板

 私は、こちらの環状列石が何かわからずに訪問して、見どころを押さえていなくて、時間もなく残念な思いをしました。

 最初にこちらの大湯ストーンサークル館を見学しておくと、実際の環状列石を見ても、見どころなど分かりやすかったです。

大湯ストーンサークル館
住 所:秋田県鹿角市十和田大湯字万座45番地
電 話:0186-37-3822 
営業時間・定休日:
(4月1日~10月31日)9時〜18時
 定休日:無休
(11月1日~3月31日)9時〜16時
 定休日:月曜日及び年末年始
入館料:展示ホールのみ有料
 大人320円
 小人110円 
駐車場: 無料 有 平面 

大湯ストーンサークル館 大湯ストーンサークルズHP  ☜

さっとん
さっとん

大湯ストーンサークル館で分かること

◉環状列石がいつ作られたか
◉環状列石の石の配置に意味があること
◉環状列石の石がどこから運ばれてきたのか
◉こちらで出土したもの
◉この時代の様子
などが分かるよ。
映像での紹介もあり、時間があればいろんな映像を見ると、さらに、理解が深まりそう。

大湯ストーンサークル館で縄文時代の服を着る夫さん

 こちらでは、無料で縄文時代の衣服を借りて、写真を撮ることができますよ。
 夫さんをモデルに写真撮りました。

大湯環状列石観光時の車中泊場所

道の駅 おおゆ
住 所:秋田県鹿角市十和田大湯字中谷地 19番
電 話: 0186-22-4184 
駐車場:一般64台 障がい者用2台
備 考:
・大湯えんがわショップ:9時〜18時
・大湯えんがわカフェ:10時〜16時 (食事ラストオーダー 15時)

道の駅おおゆHP ☜

道の駅おおゆの夜間の様子

 道の駅おおゆは、近くに温泉もあり(車で1分)、施設も綺麗で、車中泊しやすい場所でした。
 道の駅おおゆの車中泊情報は下の記事にまとめています。

縄文時代のロマンをさらに感じるために

 私達、青森の三内丸山遺跡にも行ってきました。
大湯環状列石よりもさらに古い時代の遺跡になります。
こちらは、縄文時代前期~中期(紀元前約3,900~2,200年 現在から約5,900~4,200年前)の大規模な集落跡です。
日本最大級の大規模縄文集落跡の遺跡となります。

 縄文時代って、教科書ではほとんど取り上げられなかったけど、見に行くと、意外に文化的な生活をしていたんだと感心しました。

三内丸山遺跡
住 所:青森県青森市大字三内字丸山305
電 話:017-766-8282
 (三内丸山遺跡センター)
営業時間:9時~17時
(入場は閉館の30分前まで)
定休日:毎月第4月曜日
(祝日の場合は翌日)
 12月30日~1月1日
料 金:一般/410円
 高校生・大学生等/200円
 中学生以下/無料
駐車場:有

三内丸山遺跡HP ☜

三内丸山遺跡の入口遠景

 三内丸山遺跡の入口の建物になります。
こちらの建物に、発掘品の展示があったり、縄文人の生活がわかるような展示があります。

三内丸山遺跡にある竪穴式住居外観
三内丸山遺跡にある復元された建物

 こちらも、たくさんの復元された竪穴式住居や、実際に発掘された地層部分などを、見ることができます。
 集落がダイナミックに復元されているので、みていて楽しいです。

三内丸山遺跡の案内をする地元ボランティアさん

 また、こちらにも地元ボランティアさんが、無料でガイドしていただけるプログラムがあります。
 広い場所を効率よく歩いて説明していただけるので、おすすめです。

三内丸山遺跡で作った勾玉

 そして、ここで念願の「勾玉づくり」やりました。夫さんは「土偶つくり」です。
 体験ものは楽しいですね。

三内丸山遺跡で作ったミニ土偶

体験工房
体験時間:9時30分~14時30分
勾玉づくり
50分/340円
ミニ土偶作り
50分/340円
※いろんな体験ができるので、詳細はホームページを確認してください。

 さあ、縄文時代のロマンをかんじてみませんか?

夫さん
夫さん

環状列石という言葉にロマンを感じ、寄り道をしたよ。
大昔、実際に使われていたと思うと、不思議な感じがしたよ。

 青森東北旅行の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また!!

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