【静岡|三保松原】羽衣伝説の松の木と絶景富士山〜駐車場とおすすめポイント観光情報R6

松と富士山に魅了されるシニア夫婦 車中泊旅
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令和6年1月に4泊5日で静岡県に車中泊旅で行ってきました。
三保の松原を観光してきたので、おすすめポイントをまとめました。

三保松原の基本情報

三保松原の位置

三保松原
住 所:静岡県静岡市清水区三保1338‐45
営業時間:年中無休
駐車場:有 平面 無料 173台
◉三保松原文化創造センター
 住所:静岡市清水区三保1338‐45
 電話:054‐340‐2100
 営業時間:年中無休
      9時~16時半

三保松原 静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」HP

 三保松原は、世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成の一つになっています。
美しい景観として、約7キロにわたる海岸線に約3万本の松、そして海岸の白波、海岸線の先には雄大な富士山の全景が見えます。
 学校の社会や美術で習った、浮世絵が思い浮かびますね。

 また、この地域が古くから富士山への信仰の対象として多くの人が訪れた場所でもあるそうです。
富士山が過去には噴火をしていた時期もあったことから、美しくも荒々しい面もあり、きっと畏敬の念を持って人々は富士山を見ていたのかもしれませんね。

三保松原の駐車場(羽衣公園駐車場)

羽衣公園駐車場の全影

 無料駐車場があります。駐車台数173台。
平らで停めやすく、車中泊ポイントにもなります。観光地なので、車の出入りがありそうな事などから、私達は、今回は当日利用のみです。

羽衣公園駐車場
住 所:静岡市清水区三保1336
営業時間:24時間
料金:無料

トイレの状況

 駐車場すぐ横にある、三保松原文化創造センター「みほしるべ」の横に綺麗なトイレがあります。
水洗洋式トイレなので利用しやすいです。
 また、海岸に出てからも、散策路の途中(⑥鎌が崎の碑の近く)にトイレ(三保鎌ヶ崎観光トイレ)があるので、利用に困ることはありませんでした。

三保松原観光の車中泊ポイント

清水三保海浜公園の案内看板

 私たちは、清水三保海浜公園を利用させていただきました。
 比較的静かで利用しやすかったです。道の駅よりは、少し寂しい感じのところなので、安全面は気を付けてくださいね。

夜間照明がついた清水三保海浜公園の駐車場

清水三保海浜公園
住 所:静岡市清水区三保2110
アクセス:清水灯台(三保灯台)を目指して走り、三保灯台通り沿いに駐車場がある。

 清水三保海浜公園での車中泊の記事は下記にまとめています。

私たちの実際の観光ルート

<実際の所要時間:約1時間>
①三保松原の羽衣公園駐車場 
➁みほしるべ
(静岡市三保松原文化創造センター)
③羽衣の松
④羽車神社 
⑤三保松原海岸 
⑥鎌ヶ崎の碑
<⑦三保鎌ヶ崎(浜までは行きませんでした)> 
⑧御穂神社 
⑨神の道 →駐車場へ戻る

 私達は、三保松原から「羽衣の松」を見て、海岸沿いに出て富士山を撮影、少し、海岸沿いを散策してから、松林に戻り、鎌が崎の碑まで行ってから、御穂神社を参拝しました。
 でも、神の道を逆行して駐車場に戻ったので、神の道を通って御穂神社に行くのであれば、駐車場側に戻って、神の道を神社に向かって歩く形になりますね。

三保松原のおすすめ観光ポイント

 世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」を感じる三保松原

三保松原の能楽紹介案内看板

 世界遺産は「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」になっていますが、こちらには、能楽「羽衣」のことや、能楽「羽衣」に傾倒したフランスのバレリーナ、エレーヌさんの碑が建っています。

 また日本画や浮世絵にも登場する三保松原と富士山。芸術の源泉となった場所なんですね。

三保松原文化創造センター「みほしるべ」の入口

 三保松原文化創造センター「みほしるべ」では三保の松原に関するいろいろな情報を発信されています、「三保松原おさんぽマップ」をもらうと、散策路がわかりやすいですよ。
 富士山ビュースポット撮影ポイントも載っていました。

三保松原といえば、天女が舞い降りた羽衣伝説の「羽衣の松」

 昔、漁師が松に掛かっている羽衣を見つけ、持って帰ろうとしたところ、天女と出会いました。   

 天女の舞を見せてもらう事を引き換えに、羽衣を返したそう。

 天女さんも無事に帰れて良かったけど、もっと強欲な人だと大変な事になるね。

羽衣の松三代目の全体影

 こちらが、羽衣の松。これが、子供の頃から聞いた羽衣の松かーと思ったら、3代目でした。

 初代は富士山の噴火の際に海中に没し、2代目は樹齢650年で引退、代替わりしたそう。

羽衣の松三代目の遠景

 それでも、立派な枝ぶりを見ると、羽衣をかけて水浴びに行く天女が目に浮かびますね。

 ついでに市原悦子さんの日本昔話の語りの声が聞こえてきそうです。

羽車神社 羽衣の松に降り立つ神様の乗物は「羽車」

羽車神社の鳥居と社

 羽衣の松のすぐ近くにある神社になります。

御穂神社の離宮。羽根のついた空飛ぶ「羽車」に乗って、神様が三保松原に降り立ったそう。

出典:三保松原おさんぽマップ(発行:静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」)

 羽根のついた車って、どんなものだったのか興味がわきますね。

海岸から見る富士山の絶景

三保松原海岸から見える富士山

 この三保松原から海沿いに見る富士山は、とても雄大です。何時間見てても飽きそうにない美しさ。

夫さん
夫さん

海の青さ、松の緑、富士山の雄大さに圧倒されるよ。

鎌が崎付近から見える富士山

 富士山の絶景ポイントの「鎌ケ崎」付近(地図⑥⑦)は、散策路の先の方でした。
 こちらで見る富士山は雄大。写真パチリ。
 
 海岸歩くし、ちょっと距離があるので、歩きやすい靴がいいですね。

 絵葉書でみるような松原と富士山と海の写真は「八木知先」というポイントで撮れるようです。
(羽衣の松から海に突き当たって海岸を右側に進むポイント。左に進むと「鎌が崎」)

御穂神社には子供の守り神・なんでも叶う叶え馬がいます

御穂神社側から見た神の道

 そのまま徒歩で美穂神社まで、のんびり歩きで行くことが出来ます。
 神の道の入り口まで戻るのは面倒なので、帰りに通り抜けます。

御穂神社の鳥居

 御穂神社は、大己貴命(おおあなむちのみこと)と三穂津姫命(三穂津姫命)の二柱を祀っています。
 「夫婦円満(家内安全)」に対応していただける神様かわかりませんでしたが、お願いしておきました。

御穂神社の社殿

また、社殿は徳川家康によって整備されたけど、火災で焼亡。
江戸時代に建てた仮宮のまま現在に至るそう。

御穂神社の神馬

 こちらにも、神馬が祀ってありました。
この神馬って「ジンメ」、「シンメ」と読むのですね。私は「ジンバ」だと思っていました。
 この馬が、子どもの守り神で、子どもの願いをなんでも叶えてくれるそう。
 今の子供たち何を願うのでしょう。

人の営みを守る神々の看板
人の生活を守る神々の社殿

 また人の営み(生活)を守る神々として
・産霊神社・胡夫太夫明社(えびすさん)・呉服元神社・稲荷神社・磯前神社がありました。

御穂神社の境内

 小さな境内で、ゆっくり散策されてる方や写真を撮っておられる観光の方がおられましたが、静かな神社でした。

三保松原から御穂神社に通じる「神の道」

駐車場側の神の道の入口

 三保松原から御穂神社に向かう参道で、樹齢200年から400年の松に囲まれています。
 約500m続いています。
羽衣の松に降り立った神様は「神の道」を通って御穂神社に渡られるそうです。

神の道の立派な松と道

 私達は、三保鎌が崎から来たので、逆走組です。道の両側に生える松たちの立派さに、見とれてしまいます。
 静かな道でした。

三保松原の観光の感想

 子供の頃から聞いた事のある羽衣伝説。
ここに、天女が来たのかと感心しながら見入ってしまいました。
また、3代目の松の枝に羽衣をかけて、水遊びしてたのかと思うと、ちょっと海岸まで距離あるなあと、想像をふくらませて楽しかったです。

 また、海岸に出ると、富士山がすごく綺麗に見えました。
富士山の全体が見えやすい時期は冬の朝のようです。空気も澄んで、雪の積もった富士山をみられるので、今回の観光時期はぴったりのようでした。

 御穂神社と神の道も、ゆっくり散策して巡ると、この土地と松の大切な関係を感じるようでした。

とても気持ちのいい観光ポイントでした。

夫さん
夫さん

子どものころに聞いた天女の伝説は、とても神秘的に思えたよ。
大人になって、実際にこの場所に立てて、感動したな。

 静岡旅は、毎日が天気が良かったので、とても気持ち良く景色を楽しむことができましたよ。
海と富士山、好きなものがそろうと幸せになりますね。
 ではでは、また!!

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