初心者でも登りやすい韓国岳 蒸気をあげる新燃岳を見れる山~登りやすかったルートをご紹介

韓国岳山頂より大浪池をのぞむ 車中泊旅
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韓国岳のお勧めポイント
1 えびの高原駐車場で車中泊ができるので、朝はゆっくり眠ってから出発が出来る。
2 えびの高原側から登ると、五合目付近から眺めがよく火山湖などがよく見える
3 足場も整備された道が多く、歩きやすい
4 山頂から新燃岳が見えるのが、迫力がある(ちょっと遠いけれど)
5 下りは長い階段になるが、大浪池の綺麗な風景が見え、ゆっくり時間をかけて降りるとよい。
6 避難小屋から後は、きつい傾斜がなく歩きやすい

旅の日程に登山を入れると、満足度が高くなる

百名山の壁掛け

 さっとんと夫さんは、今までも年に数回、山に登っていました。
 2年前に実家の大掃除をしている時に、百名山の壁掛けを見つけたのです。それをもらって帰り、登った山の登山バッチをこの壁掛けにつけていこうと思い立ちました。

 

 百名山全て登るには、年を取り過ぎてるので、ロープウェイなど使えるものは全て使って、登りやすい山だけ登ろうと考えています。

 そして、今回、鹿児島に行くなら百名山の韓国岳に登ろうという事になりました。
前日にえびの高原駐車場に乗り入れることにしました。

韓国岳登山は、噴火口を横に見て登る不思議な登山道

韓国岳登山口

 8時48分 韓国岳に向けて登山口を出発 階段状の登りを登っていきます。意外と出だしがきつかったりします。樹林帯です。

左に蒸気が見える硫黄山火山口展望所からの眺望


 少し登っていくと、左手の山が蒸気を吹いていて、少し硫黄の匂いがします。
 硫黄山火山口展望所があり、そこから水蒸気を吹き出す姿がはっきり見えます。

 そして、三合目くらいから、まわりの景色が見えてきます。
そのあたりで出会った男性登山者さんに、素敵な写真を撮っていただきました。
「雑誌の表紙みたいに撮ってあげるよ」との事。
景色を指さす妻と笑顔の夫、仲良し夫婦に見えますね。

五合目からは、まわりの景色に癒されながら登れる韓国岳

五合目標識

 五合目近くになると、昨年登った白鳥山火口湖が綺麗に見えます。夫さんと「昨年登ったね!」と懐かしく思い出しました。
 10時00分に、五合目到着です。

 八合目になってくると、だんだん「大浪池」が見えてきます。とても綺麗な青色の池に、うっとりしてしまいます。

大きく口をあける爆裂火口

八合目からは勾配もゆるくなり、大展望が開け始めます。左下に見える爆裂火口が、インパクト大きく、先に登っている若い男女の登山者もスマホ出して、写真を撮っていました。迫力あるな。

山頂からの風景は、大浪池と新燃岳に圧倒される

韓国岳山頂にて夫婦で記念撮影

10時50分 韓国岳山頂に到着。
山頂は、岩だらけです。強風が吹いています。岩をよじ登って、記念撮影です。人が多くて順番に撮影されていました。

 私たちも、記念撮影を撮っていただきました。

韓国岳から新燃岳をみる

 向こうには、新燃岳が見えました。
 新燃岳は2011年大規模な噴火を起こした山です。山頂から蒸気を出しています。
「活火山だ!」感がすごかったです。
初めて見た風景です。
もっと近くから見たいですね。 

韓国岳から大浪池方向へ下山道
韓国岳下山の急な下り階段

山頂は風が強すぎて、とてもお昼が食べれません。ラーメンを持参したのですが、コンロの火がうまく付かないかもしれません。少し、下山したところでランチにする事にしました。今回は、大浪池の方向に下山をしていきます。

 大浪池を見ながら急な階段を降りていきます。降りても降りても階段が終わりません。下りでも急傾斜で、気をつけないと、落ちそうな所もあります。雨の時は、滑りそうなので、注意した方がいいですね。
こんな階段登って韓国岳来る人は、大変だなと思いました。

何とか避難小屋まで降りてきました。

おやつの八つ橋とお鍋とガス缶

 さあ、ラーメンと思ったのに、コンロが壊れて火がつきません。持ってきた、おやつの八ツ橋を食べて、下山再開です。
ただ、避難小屋までくると、後は、そんなに激しい登り降りはありません。のんびり歩きながらえびの高原を目指して歩きました。

韓国岳の遠景

 もうあと少しで、駐車場になるという所で、韓国岳がはっきり見えました。
あんなに高い山に、先程登ってきたとは思えない。自分の足だけで登ったんだと思うと、満足感いっぱいです。

 駐車場に戻ると、トイレの前に靴を洗う場所もあるので、お借りして、靴の裏を清掃。
車の中でラーメンを食べて、登山は終了しました。

韓国岳
駐車場:えびの高原駐車場
    1日500円
上り:えびの高原北側ルート
   (標高差)累積563m
下り:えびの高原南側ルート
   (標高差)累積566m
登山時間:登山開始 8時48分
     山 頂  10時45分
     下 山  13時30分
登山タイム:4時間43分
距 離:6.7km

韓国岳 鹿児島観光サイト かごしまの旅HP ☜

帰ってから、無事、登山バッチをつけることができました。

百名山の壁掛けの韓国岳に登山バッチをつけた写真

韓国岳登山の所感

 今回の韓国岳は、えびの高原からは登りやすい山でした。大浪池側の避難小屋側から登ると、急登の階段の連続で大変かもしれません。
 ルートは、よく調べてから登った方がよさそうな山です。

 出だしは、えびの高原側はやや急登の階段があったりしましたが、登り進めていくと、あまり急登もなくなり、気持よく登れる整備された登山道でした。
 大浪池側からの下山の階段は、かなり急なことと、所々傷んでおり、足元に十分気を付けた方がいいと思いました。

 また、避難小屋からえびの高原までも、あまりアップダウンがないですが、距離があるので、最後まで体力が持つように、ペース配分にご注意ください。

 大浪池側から登るルートも、あります。体力を見据えてルートを検討されるとよいと思います。
天気がよければ、とても眺めのいい山で、お勧めです。

 山登りやトレッキングをしてみようと思われている方、昔登った経験があるけれどブランクがある方は、山登りのための準備物品や身体面の準備(体力のチェック)が必要となると思います。
 まずは、近隣の山に登って体力チェックと持ち物や備品の使いかたなどを研究していただくと、スムーズにトレッキングや山登りができると思います。
 ぜひ、安全面には十分に気を付けてくださいね。

韓国岳を登るための車中泊スポット「えびの高原駐車場」

 登山前日18:00 過ぎにえびの高原駐車場に到着しました。
平日のせいか、車中泊車は他にはいませんでしたが、朝起きると数台の車が登山準備をしていました。
有料駐車場のため、階段を上がると水洗様式トイレもあり、便利でした。
また、駐車場は平面駐車場ですが、場所によっては傾斜が気になるところもあります。
駐車場自体が広いので、平な場所を見つけて止めることは可能です。
 近くに買物する場所はなかったため、事前にこちらに来るまでに、買物を済ましておく方がいいです。

 夜間もトイレ前は照明があり、特に暗くて困ることはありませんでした。
料金の徴収は、下山後駐車場を出る時に、清算しました。

えびの高原駐車場
住 所:宮崎県えびの市末永
電 話:0984-33-3002
     (一般財団法人 自然公園財団 えびの支部)
営業時間:24時間 
駐車場: 有料 (R5.4月現在)
     自転車 200円 
     乗用車 500円
     マイクロバス 1,000円  

車中泊場所に向かうまでの買物と入浴場所

 えびの高原には、人吉市から向かいました。
そのため、買物と温泉ともに、人吉市で済ましました。

買物 サンロード(西間店)

サンロード 西間店
住 所:熊本県人吉市西間下町140‐6
電 話:0966‐22‐5465
営業時間:9時~22時
駐車場:有 平面駐車場

温泉 人吉温泉 元湯

人吉温泉元湯の駐車場

古い温泉ですが、中は清潔で、綺麗でした。
私が行った時は、すいていました。
真ん中にどかんと浴槽があり、シャワー2台
上り口にシャワー1 台 。
 湯のカランも何個かあったみたいです。
温泉自体は気持ちよかったです。

人吉温泉 元湯
住 所:熊本県人吉市麓町9
電 話:0966‐32‐8632
休業日:第4木曜日
営業時間:7:00〜12:00
     14:00〜22:00
入浴料:大人300円・小学生以下100円
    幼児(3歳以上)50円
駐車場: 有 平面駐車場
その他:リンス、シャンプー、ボディソープ(浴室に各1個ありました)、ドライヤー 有

人吉温泉 元湯 ☜

登山後のお勧め温泉「新燃荘」

新燃荘の入口

新燃荘の温泉は、白濁した温泉になります。
また、露天風呂は混浴になります。女性は温泉にあるバスタオルを巻いて入ります。入口から白濁した温泉に入った状態で露天風呂に移動できるので、安心です。

新燃荘
住 所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂3968
電 話:0995‐78‐2255
営業時間:立寄り湯 8時~20時
利用料:500円
駐車場:有
その他:シャンプー・リンス・石鹸 有
    ドライヤーはフロントの近くに有

 天気がいい時に登れて良かったです。山は気分をリフレッシュしてくれますね。

夫さん
夫さん

登山するには、車中泊仕様のハイエースが最強だね。

ではでは、また!

※鹿児島旅のそのほかの観光スポットは下の記事にまとめています。
 せごどん村をご存じ?お勧めは日当山無垢食堂とお弁当!ぜひ見てみて「熊襲の穴」(鹿児島旅R5)

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