令和7年3月に本州最西端と島原を巡る旅に出ました。
その時に行った、島原武家屋敷の様子や観光情報をまとめてみました。

島原は私のリクエストです。
〇学校の歴史の時間に聞いた「島原の乱」があった場所
〇長崎旅行で教会を訪れた時に聞いた、キリスト教弾圧の歴史
そんな歴史を持つ場所を実際に訪ねてみたくなりました。
島原武家屋敷の基本情報
島原武家屋敷
住 所:長崎県島原市下の丁
営業時間:9時00分~17時00分
入場料:無料
駐車場:有 平面 無料
武家屋敷周辺の案内看板

<出典:島原にある現地の案内看板>
この地図の現在地が、観光駐車場の場所になります。
歩いてすぐの場所に、メイン通りになる水路のある通りがあります。
その周辺に、無料で見られる武家屋敷があります。
駐車場の状況

学校の横と公園の横に、無料駐車場があります。
全部で約10台くらいは、停められそうでした。

私達は、こちらの公園横の駐車場を利用させていただきました。
トイレの状況

駐車場横の公園に公衆トイレがありました。
和式水洗トイレになっていました。


すぐ近くに武家屋敷の無料休憩所があり、そちらにもトイレがあります。
そちらの方が利用しやすいように思います。
島原 武家屋敷の観光所要時間

私達の観光ルート:
武家屋敷の水路の通り⇒篠塚邸⇒島原城⇒城(庭と外のみ観光)⇒水路の通りの武家屋敷(鳥田邸・山本邸)⇒無料休憩所⇒駐車場
私達の所要時間:
約1時間
島原 武家屋敷の観光ポイント
武家屋敷のあるメインの通り

まずは、メインの通りになる水路です。
生活用水として使用されていたそうです。
水路のある通りを歩くと気持ちが良かったです。
桜の季節で、天気も良かったので、水路のある風景が、まずは素敵でした。

武家屋敷が立ち並ぶ…と、言いたいところですが、数件が保存されており、あとは、民家が少し石垣を残している感じでした。

ずっと歩くと、遠くに島原城が見えてきます。
武家屋敷の見学
出典:島原市の現地の案内看板より

私達は、武家屋敷を篠塚邸・鳥田邸・山本邸と見学しました。
見学の際に、説明を読んでおくといいですよ。
庭には果物の木が植えられている事や、石垣の様子がよくわかりました。

このあたりは、中・下級武士の屋敷で、一戸当たりの敷地は三畝(90坪)ずつに仕切られていたそうです。
中は、和室がいくつかある感じですね。

庭には、果実のなる木を植えて自給できるようにしていたそうです。

台所の様子も、気になります。
かまどやお鍋などがあって、少し生活を感じる場所になっていました。
見学の可能な3軒の武家屋敷は、すべて無料で見学できます。
いろいろ見てまわったり、縁側から庭を見て癒されたり、楽しい時間を過ごせました。
島原城の観光ポイント
島原城
住 所:長崎県島原市城内1丁目1183-1
電 話: 0957-62-4766
営業時間:9時~ 17時30分
(入館は17時まで)
定休日:年中無休
入場料:大人700円 / 小・中・高校生350円
駐車場:一般車両500円/バイク200円


武家屋敷を見学しながら歩き、だいたい観光駐車場から約20分くらいで、島原城に着きました。

3月下旬に訪問した時には、桜が綺麗に咲いていました。
お城と桜って、何だかとても似合いますね。
駐車場の状況

駐車場は、普通車500円です。
島原城の足元の駐車場に停めるようになっていました。
平面駐車場で、収容台数は90台です。
島原城の観光ポイント(外周のみ)

島原城です。
私達は、時間がなくて中の閲覧はできませんでしたが、城内には「キリシタン史料」「郷土史料」「民俗史料」と各階毎に展示されているそうです。

入口に武将らしきお方がおられました。

この島原城は1618(元和4)年から、松倉豊後守重政が約7年かけて築いたものです。
五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置した、安土桃山期の築城様式を取り入れた城だそうです。
島原の乱は飢饉があったことや、松倉家の重税・圧政などが原因のひとつになったと言われています。
この島原城新築はかなりの費用がかかり、重税の原因のひとつにもなってしまったようです。
ただ、このお城は、島原の乱でも落城することがなかったそう。

島原城は、明治の御一新で惜しくも解体されてしまったそうです。
このいまのお城、天守閣は1964(昭和39)年に復元されたお城になります。
庭には、地元の文化勲章受賞者である北村西望先生の作品が、置かれています。
天草四郎の像もありました。
この天草四郎の像は、材質は変わりますが、原城跡にある天草四郎像と同じものだそうです。

庭には、「島原城御馬見所(しまばらじょうおんうまみしょ)」という建物がありました。
数寄屋風の建物ですが、藩士の訓練状況を見るために建てられたものだそうです。


こちらの島原城の庭から見える風景も、なかなか素敵でした。
城内の展示物も、とても気になりましたが、本日は、原城跡にどうしてもいきたので、諦めました…。
島原武家屋敷と島原城観光時の車中泊場所
道の駅 ひまわり
住 所:長崎県南島原市深江町丁6077
電 話:(情報提供施設)0957-61-0771
営業時間:9時~17時
駐車場:普通車177台/大型22台

道の駅ひまわりは、物産館など店舗系の施設と駐車場が分かれているため、車中泊をしやすかったです。
トイレ棟も駐車場にあるので、便利でした。
こちらの道の駅ひまわりの車中泊情報は、下記の記事にまとめています。
ということで、島原の武家屋敷と島原城を訪れた時の情報をまとめてみました。
私達は、数十年前に長崎を訪れ、その時に教会を見たのをきっかけに、キリシタン弾圧の歴史などに触れる機会がありました。
そのため、島原という土地に興味を持ったように思います。
観光もとても楽しいものでした。ゆっくりと散策するのがおすすめです。

春のうららかな日に、武家屋敷の道を歩くと、何故か癒されたよ。
九州旅行の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また‼
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