令和6年1月に、静岡車中泊旅行に行ってきました。
三保松原や白糸の滝に行ってきました。
また、その旅で訪れて良かった、久能山東照宮をまとめてみました。
久能山東照宮の基本情報
久能山東照宮
住 所:静岡県静岡市駿河区根古屋390
電 話:054‐237‐2438
定休日:年中無休
営業時間:9時~17時
拝観料:
社殿 大人500円/小人200円
博物館 大人400円/小人150円
共通 大人800円/小人300円
駐車場:有料駐車場(付近の売店などがやっている)が近くにある
久能山東照宮HP ☜
こちらが、久能山東照宮の案内看板になります。
一の門から先の楼門や拝殿・本殿など見どころが沢山あります。
久能山東照宮へのアクセス方法
久能山東照宮へのアクセスは、2つの方法があります。
1つ目は、表参道階段を上って東照宮にお参りする方法。
1,159段の階段を登っていきます。
2つ目は、日本平山頂からロープウェイを使って参拝する方法です。
日本平には、無料駐車場(200台)があります。
ロープウェイは、5分で久能山に行くことができます。
日本平ロープウェイ
通年運行
(運行時間)
日本平駅発 9時10分~16時45分
久能山駅発 9時30分~17時
(料 金)
往復 大人1,250円/小人630円
片道 大人700円/小人350円
私達は、表参道の階段を登りましたが、冬の季節だったこともあり、比較的楽に登ることができました。
最初、頭の中に四国の「天空の鳥居」が頭をよぎりましたが、どちらかというと、山形の山寺の階段に近い感じですが、それよりも短く感じました。
久能山東照宮付近の駐車場情報
久能山東照宮の山下には、観光用の無料駐車場がありません。
参道周辺に観光用の有料駐車場があるので、私達は、そちらに停めました。
こちらはイチゴを売っているお店の駐車場です。
駐車場に入っていくと、誘導の方がおられて、その方に料金を払いました。
1回300円でした。
車中泊ポイント
私たちは、清水三保海浜公園で車中泊をしました。静かな公園で、ゆっくりと過ごすことが出来ました。
ただ、公園なので、夜間はあまり人気がないので、安全面には配慮して下さいね。
トイレも綺麗で利用しやすかったです。
清水三保海浜公園
住 所:静岡市清水区三保2110
アクセス:清水灯台(三保灯台)を目指して走り、三保灯台通り沿いに駐車場がある。
久能山東照宮のトイレ情報
長い参道・階段となるとトイレが心配になる私ですが、東照宮は、途中とちゅうにトイレがありました。
参道が始まる入口付近と、階段を上がった久能山東照宮博物館横、拝殿に行く途中にもあります。
久能山東照宮のおすすめ観光ポイント
長い階段の参道とそこから見える海が絶景
久能山東照宮の有名な長い階段です。
1,159段あります。「いちいちごくろうさん」と覚えるそうです。
途中に何段目かの標識もあって、励みになります。ゆっくり登れば、シニアでもそんなにしんどくならなかったです。
途中から見る海が絶景で、心も癒されます。
でも、夏は暑さでバテるかもしれませんね。
訪れる季節を選ぶと、さらに楽しめるかもしれません。冬もちょうどいいくらいに身体があたたまりました。
家康の手形と自分の手形を比べられる
なんだか、歴史で習う徳川家康のイメージは、私の中では、ホトトギスを泣くまで待てる穏やかな人というイメージです。(冷静に好機を狙える人なのかも。)
織田氏や今川氏の人質になったり、天下統一までかなり大変な思いをした方の様子。
そんな家康公の手の大きさを実際に見れる場所があります。
楼門の後ろにひっそりと置かれていました。
知能線と感情線がつながった一本の線が写っていますね。「天下取りの手相」だそうです。
思ったより小さいという声が多いそうですが、私の手と比べると大きかったかな。
自分の手形と比べられるなんて、面白いですよね。
ぜひ、比べてみて下さいね。
樓門には、獏(ばく)がいる
これも知らなければ、色鮮やかな門だねと通り過ぎてしまいそう。
こちらに獏(ばく)が描かれているそうです。
門の蟇股のところに、獏がいます。
獏は、鉄や銅を食べるので平和の象徴とされているそうです。戦争中は鉄や銅が武器製造でなくなるから。
鉄や銅のある平和な世界を望む意味で、獏が4体描かれているそうです。
御社殿(国宝)の蟇股の三つの彫刻にご注目!
色鮮やかな御社殿を見ると、綺麗だなあと見とれるばかりです。
が、じっと拝殿の上の方にある蟇股の彫刻をよく見ると、私達も知っている故事だったりします。
「司馬温公の瓶割り」
大切な瓶に落ちた友達。瓶を割っていいか迷っていたら、司馬公は迷わず瓶を割って友達を助けたそうです。「命の大切さ」のメッセージですね。
「老子孟子孔子」
終生勉強をしていくこと
「瓢箪から駒」
人生は思いがけないことがあるから、覚悟をしておくこと
このようなことが、拝殿にお参りする時に、参拝者の目につくように作られているように思いました。
家康公から、私達へのメッセージですね。
了解しました、頑張ります!!
逆さ葵を探そう!
こちらは、本殿の横を通る時に、逆さ葵を探そうという説明書が置いてあります。
屋根の所に葵の御紋が沢山あります。
その中の一つだけ、葵の御門が逆さ向いたものがあります。
置いてある説明書を見ながら探せば、見つかりますよ。
これは、まだ、完成していないというマークらしいですよ。面白いですね。
家康公の御神廟までぜひ行ってみて
最後に階段を上がると家康公の御神廟があります。実際に見ると、なんだか、静かな気持ちになりました。
このお墓は、北の方向に「富士山」があり、西の方向には「松平家の菩提寺の大樹寺」→「岡崎城(家康公の生地)」→「京都」と続いています。
家康公が西の勢力を監視するために、西向きに埋葬するよう遺言したともいわれているそう。
「もう二度と戦はおこさない」と家康公の言葉が聞こえてきそうですね。
そして家康公の神廟の裏には、家康公の愛馬のお墓もありました。
久能山東照宮の観光感想
とてもゆったり過ごせる場所です。
また、馴染み深い徳川家康公が東照大権現さまとして、神として、祀られている場所です。
興味深く参拝しました。
階段も長いですが、天空の鳥居(四国)に比べればへっちゃらです。
景色もいいので楽しめました。
たまたま訪問前に、久能山東照宮を紹介したテレビ番組を見る機会がありました。
その番組では、樓門や御社殿の解説や、久能山東照宮の家康の御神廟の方向や位置について説明があったので、今回の久能山東照宮で実際に見ることができ、面白かったです。
久能山東照宮は拝観料は払いますが、パンフレットがありませんでした。
事前に見所を少し押さえておくだけでも、楽しさ倍増です。
ぜひ記事を参考にしていただいて、「あー、ここのことかあ」と、実際を見ながら、観光してみて下さいね。
駿河湾、戦国時代でも頻繁に出てくる駿府のイメージに憧れがあり、こちらに来てみたよ。
徳川家康に思いをはせることが出来る場所だったな。
静岡旅も、いろんな場所があるんですね。
名前は知ってるけど、実際見たことのない場所ばかりです。
また、ぜひお伺いしたい場所になりました。
静岡旅の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また!!
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