令和6年4月に大分を車中泊旅してきました。
私たちは、いろんな端っこが大好き。
前の九州旅行では、本州最南端の佐多岬も行きました。
そうなると、最東端もいってみたいものです。
本州最東端の魹ケ崎は以前令和4年10月に訪問しました。
その時の旅行記録は下記です。
今回は、九州最東端の地を踏みたくて、やってまいりました。
九州最東端はどんな場所か、場所や駐車場、トイレ情報含めてご紹介します。
九州最東端の灯台 鶴御埼灯台 基本情報
九州最東端に行くには、こちらの鶴御埼灯台に車を停めて、灯台の裏にある展望台の下にある小道を行くことになります。
そのため、カーナビなどは、こちらの灯台の位置を設定するといいと思います。
鶴御埼灯台
住 所:大分県佐伯市鶴見大字梶寄浦
見学時間:24時間
※灯台の内部見学などはありませんでした。外から見学です。
鶴御埼灯台の駐車場
駐車場は、灯台の手前にあります。
走って来た道の右側に車禁止の看板が出て来ますので、右にある駐車場に入るといいでしょう。
収容台数は不明ですが、沢山停められそうです。
トイレの情報
トイレは水洗洋式のトイレがあります。
比較的新しく、清掃もきちんとされています。
灯台と最東端の地、砲台跡を見る方は、こちらを利用するといいでしょう。
九州最東端の観光時に利用した車中泊場所
臼杵市総合公園
住 所:大分県臼杵市大字諏訪字北ヶ迫790番地
電 話:0972-62-5968
(総合公園内管理人室)
開園時間:常時開園
九州最東端の地に行く前日は、「臼杵市総合公園 駐車場」で車中泊をさせてもらいました。
前日は別府市を観光していたので、経路からこちらの場所になりました。
公園奥のテニスコートの横の駐車場です。
夜間の駐車場は、私達だけでした。
ゆっくり過ごせましたが、誰もいないのは少し怖いですね。
トレイは24時間利用可能でした。利用時は、綺麗に清掃されていました。
子どもの遊べる遊具もあり、朝はウォーキングしている人達もおられて、明るい感じの運動公園でした。
九州最東端の地付近の観光スポット
鶴御埼灯台
駐車場から、すこし急な階段を登って行きます。そうすると、すぐに灯台が見えてきます。
こちらの灯台は、登ることが出来ない灯台なので、灯台の下で記念写真を撮ります。
鶴御埼灯台は、昭和56年に点灯されたそうです。光度四十一万カンデラ、光達距離約43キロメートルです。
また、灯台の後ろには、きれいな展望台があります。
ここから見える海と島の風景がとても綺麗です。
島の新緑と海の青の対比が、素晴らしく素敵です。
最近よくある鐘と南京錠がありますが、看板もなく、なんの聖地なのかな?
鐘は鳴りましたよ。
この灯台には、旧海軍望楼が残されています。
灯台や海岸沿いを旅すると、こういう建物が保存されている場所が多いですね。
戦争は現実にあったものだと痛感します。
さて、この展望台には螺旋階段があり、そちらを降りると、九州最東端の地に行くことが出来ます。
階段が危ない方は、灯台の裏からこの看板の道を進むことも可能です。
九州最東端の地
九州最東端の地へ向かう道です。
出だしは、階段がやや長いですが、すぐに横移動になります。
先ほどの看板から歩いて約5~6分で最東端の地につきました。
本州最南端の佐多岬に比べてあっけない印象でした。もうちょっと歩きたかった私です。
こちらが、最東端の標識になります。
そして、こちらに謎のキャラクター(?)らしき、看板さんがおられます。
最東端の標識の横にのぞいている姿がなんだか可愛らしいです。
とても思い出に残りそうな感じです。
風景は、やはり綺麗です。青空に海と、船の風景が見ることが出来ます。
島と海の風景もいいですね。すっかり和んでゆったりとした時間を過ごせました。
「九州最東端到達証明書」
発行場所:佐伯市観光案内所(佐伯市駅前2-6-37)
方法:窓口で実際に鶴御埼灯台などに行ったとわかる写真を提示。
料金:200円
もし証明書集めをしている方は、こちらで発行を受けるといいですね。
砲台跡も見てみよう
こちら、灯台に行く手前の道には、砲台跡250mという看板があります。
海に突き出た場所には、日本海軍の旧遺構が残されている事があります。
こちらにも、あったんですね。
またもや、階段を降りますが、それを過ぎると水平移動がほとんどの道になります。
比較的、楽に行く事が出来ますので、見に行ってみるのもいいかと思います。
途中、灯台と九州最東端の地を一緒に見ることが出来る場所もありました。
少し、奥まったところに、砲台跡があります。
こんなふうに、大きな穴があるという感じです。
何か所か砲台跡がありますが、一部崩落してしまっている跡地もありました。
1番奥にある砲台跡が一番保存状態が良かったです。
ここから、向こうの海に打ち出すことになるのでしょうか。
このような風景を見ながら、どのように砲台が設置されていたのか、どのような方たちが実際に作業されていたのかなど思いを馳せました。
このような場所を見ると、戦争は、二度と起きないように願いますね。
パノラマ展望台
先ほどの砲台跡から駐車場に戻ると、道を戻り、パノラマ展望台という場所に行きます。
灯台から少し離れているので、行くのを迷っていましたが、灯台であったお兄さんが「すごくいい眺めなので行った方がいいですよ。」と薦めてくれました。
観光所要時間は、私達で約30分くらいでした。
大きな看板があるので、わかりやすいです。
駐車場
私たちは、鶴見半島ビジターセンター(敷地工事中で閉館してました)の駐車場に停めました。
こちらも駐車スペースは広かったです。
トイレの状況
こちらにもトイレはありますが、設備は古めでした。
灯台手前の駐車場の方が施設が新しいような気もしました。
清掃はきちんとされていて、安心です。
パノラマ展望台の状況
まずは、駐車場から500m先にパノラマ展望台があります。入口の階段を登って行きます。
階段と平らな道の繰り返しで、進んでいきます。途中、穴があったりします。
頂上近くに、看板があり、戦争中の防空壕などの跡地が残っていると説明があります。
展望台に出ると、立派な展望ブリッジがあります。
長さ54mあるそうです。
こちらから、鶴御埼灯台を見ると、すごいですよ。
また、この展望台を遠くから見ると、山の上に渡された1枚の板のように見えます。
すごいでしょう。
標高279mの山頂に作られた展望ブリッジです。
自ずとこの展望台の景色のすごさが想像できますよね。
そしてこちらが、展望台から見た鶴御埼灯台と海です。
この観光スポットで、一番美しい風景に思えました。
また、夫さん曰く「四国」がうっすらと見えるそうです。
天気が良いと、素晴らしい風景を堪能できる場所で、お薦めです。
九州最東端の地 観光の感想
九州最東端の地の見所はいかがでしたか?
こちら、とても美しい風景と出会えるので、おすすめします。
私も行くまでは、これほど綺麗だと思わなかったので、嬉しかったです。
少し階段が多い場所なので、靴などはスニーカーなどがいいように思います。
また、結局色々見て回ると、のどが渇くので、少し水分も手元にあると助かります。
灯台も青空に映えて美しかったですが、最東端の謎のモニュメント(?)が、とても可愛くて良かったです。ぜひ、天気のいい日に会いに行ってあげてください。
また、展望台は灯台以上に絶景が見られるので、がんばって足をのばしてみてくださいね。
日本をまわっている中で、東西南北の端っこは、「男のロマン」外せませんね。
岬の最端部に立って見渡した時に、達成感を感じることが出来たよ。
九州旅行の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また!!
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