私たちの移動基地 レクビィ Place LV+1~選んだ理由と3年間使った感想

十勝岳のレクビィ外観斜め 車中泊旅
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私がキャンピングカーを選ぶ際重要視したこと

八丁浜でのレクビィの外観横

これが我が家のキャンピングカー
レクビィ Place LV+1です。

選ぶ際に重視したことをお伝えします。

自宅の車庫に入ること(維持費、身近に置きたい)

 自宅に置けない場合、賃貸ガレージを借りる必要がありますので、シニア夫婦としては経済的にしんどいです。ちなみにこの車のサイズは、長さ469cm、幅169cm、高さ235cmとなっています。
 また、洗車や車の整備、離れた場所まで取りに行く面倒は避けたいと思いました。 

悪路走破性(登山口への林道、浜辺の砂道、スキー場への雪道等)

 趣味のためですが、有名でない山は、意外に登山口まで道が狭く急峻で荒れた道路があります。
 また、SUP出艇の浜やキャンプ場の砂地は少しの勾配で簡単にスタックしますし、スキー場へ向かう雪道ではスタッドレスでも四駆であれば安心です。
 日本を回る車旅でも、秘境と呼ばれる地域には何かあっても助けを呼べる保証はありません。気象的にもどんなアクシデントが待ち構えているか分かりません。少しでもリスクを減らすことが大切です。

レクビィ内部の高さ

買ってから分かったことですが、アウトドアスポーツを楽しむ場合、車内で着替えることが多く、その点でもハイルーフであることに随分助けられています。(車内高160cm)

普段使い出来ること(目立たない、高速走行、狭い路地、多人数乗車対応)

 普段の買物などで、お店の駐車場で注目されたくないと思いましたが、購入後、やはり声を掛けられることもありました。また、ショッピングモールの立体駐車場は、高さが大体2.1m以下が多く、数少ない屋外か屋上での駐車となります。ただ、コインパーキングや通常の区画の駐車場は、何の苦も無く停められます。
 高速道路を使う際でも、他の車と容易に流れを合わせられるパワーがあれば、安全でストレスが軽減されます。実際、登坂車線でも緩やかですが、ずっと加速できる力があります。ただ、やはり他の車からは鈍重と見られるせいか、流れに沿っていても前に割り込まれることが多くなった気がします。
 また、市街地の狭い交差点でも曲がれること、いざというとき人が沢山乗れることは地味にありがたいところです。

旅が安全快適にできること(狭くも広くもなく堅牢、快適な設備)

 防犯、安全の設備やボディ構造は安心につながります。車両オプションとして寒冷地仕様を選びました。天井に唯一換気扇の穴は開いてますが、それ以外はオリジナルのままです。追加で納車時に、前面、運転席と助手席サイドガラスには遮熱フィルムを、後面、両側面ガラスにはスモークフィルムを防犯上も踏まえて貼付しました。

レクビィ内部の運転席

運転席周りは、ナビ、ETC、ドラレコ、レーダー探知機(主に標高と電圧)、肘置き、ハンドルの革巻き、スピーカー換装とツイーター追加、バックカメラです。

 
 キャンピングカーの仕様で重視したのは、基本に徹して、衣服、雑品、遊び道具の収納力、ベッドと寝具の展開と室内利用の多様性です。収納で他に考えておかなければならないのは、洗濯物、ゴミ、布団等の寝具の置き場ですね。
 欲しかった付帯設備としては、冷蔵庫、洗面、換気扇、電子レンジ、TV、FFヒーター、仮設トイレスペースです。

所有欲が満たせること(すっきりしたスタイルの外観、落ち着くデザインの室内)

 ハイエースが持つスクエアで面一的なデザイン、運転席助手席の視界の高さとディーゼルターボの力強さは乗って楽しい。
 濃い茶色の木質系家具、ラタンの戸棚、網代調のソファー、レースの二重カーテン、間接照明、高い天井など良いもの感がある。

リセールバリュー(ハイエース、四駆ディーゼル、老舗ビルダー、ロングセラー)

 もし、手放すことになったときは愛着もあるし、高い価格を付けてほしい。使い捨てでない一つの財産ですからね。
 老後の生活ではトータルコストを考えないわけにはいきません。自分で安い中古バンを買って、それなりに車中泊が出来るよう改造するという手もありましたが、総合的に考えて価値のある車を新車で購入するのが良いだろうと考えました。

レクビィ外観のセンサー

ベース車もトヨタセーフティセンス付きのものを選びました。ただしこれはキャンピングカーベースのものと違い、前席が3人乗りのチープな椅子となり、後後部ガラスにオプションの開閉式ウインドウが付けられません。後部左右はオプション可。

購入後の状況と感想

購入後の状況と感想をお伝えします。

設備の使用状況

レクビィ内部の水回り

〇冷蔵庫ー使用頻度大 常時作動させていますので、サブバッテリーも複数台も欲しいところです。
 〇洗面ー使用頻度大 歯磨きと野菜洗い程度で十分ですが、有ると無いでは大違いです。
 〇換気扇ー使用頻度大 調理の時必要です。また、暑いとき役に立ちます。
 〇電子レンジー使用頻度中 弁当、総菜、パンの温め、お湯も沸かせます。使用しないときは調味料入れのカゴ等が入れられます。稼働には別に高出力のインバーターが必要です。オプションで付けられますが、収納庫が減るのと結構値段が高いです。

レクビィ内部のTV

 〇TVー使用頻度中 主にAmazonプライム映画やYouTube動画をスマホ繋いで夜見ます。既設の300Wインバーターで稼働しますが、少しノイズ音がします。ベッド下にあって、寝るときはうるさいので、自分で新たにインバーターのスイッチを照明スイッチの横に付けました。

 〇FFヒーターー使用頻度中 冬だけの稼働ですが、外が雪景色でも車内は楽園です。

レクビィ内部のトイレ

〇仮設トイレスペースー使用頻度稀 冷蔵庫前をカーテンで仕切れば折り畳み式トイレが置けます。使ったことはありませんが、安心であり行動範囲が広がります。消臭スプレーと音姫を付けてます。

感想と課題

 概ね期待したとおりで満足しています。

レクビィ内部のババッテリー

購入後3年が経過し、スキー場で2泊3日の車中泊時、サブバッテリーが弱ってきたことを電圧で感じたため、安全性能、価格的にも安定してきた300Aのリチウムイオン電池に換装し、2000Wの高出力インバーターも自分で後付けしました。

 これまで、補助的にポータブル電源で使用していた電子レンジも炊飯器もこれからはこれで大丈夫です。ついでに、インバーターのスイッチを洗面横に、外部コンセントをベンチ下に付けました。今後、IHヒーター、ドライヤー、電気ポットなども使えます。
 ただ、夏の暑さはいかんともし難く、山岳高地へ避暑に行っていましたが、いつか車で使えるクーラーが身近なものになれば導入したいと思っています。

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