令和6年4月に大分を車中泊旅でまわってきました。
絶景平尾台も良かったですが、こちらも、とても美しい風景に出会えたので、ご紹介します。
この付近を走ると、山頂が平らな感じの印象的な形の山が見えます。
四方八方どこから見ても、ほぼ同じ形に見えることから、八面山というそうです。
八面山の基本情報
八面山
住 所:大分県中津市
標 高:659m
駐車場:有
その他:コースが「修験の道探訪コース」「金色渓谷コース」「大池探訪コース」などがある。
※今回は、「山頂探訪コース」を中心に歩きました。
※現地に「八面山八詣マップ」があるので参考にするとコースを決めやすいです。
八面山観光で利用した車中泊場所
今回、八面山を観光する前泊として利用したのは、牛頭天王公園になります。
川沿いにある、とても綺麗な公園でした。
だいたい40分くらいで八面山まで行けました。
この時は近くの中津からあげ屋さん探して購入、美味しかったです。
牛頭天王公園(ゴズテンノウコウエン)
住 所:福岡県築上郡上毛町大字垂水646-2
アクセス:主要地方道吉富本耶馬渓線貴船橋より南へ200m
駐車場:約60台
牛頭天王公園の車中泊の情報は下の記事にまとめています。
八面山(山頂探訪コース)の駐車場とトイレ
八面山は、九州の福岡県と大分県の県境に位置する山です。山頂近くまで、車で上がれるため、短い時間で山頂ハイキング出来る場所で、おすすめです。
利用する駐車場
今回は、山頂トレッキングのため、山頂周遊コースを歩きます。
そのため、トイレのあるこちらの駐車場を利用します。山頂探訪コース入口に近い小池につながる道にある駐車場になります。
5台ほど駐車できるスペースがあります。
山頂探訪コース入口近くの駐車スペース(3台)は狭く、トイレがありません。
トイレの状況
トイレもこちらにあります。清掃されていて、とても綺麗な状態でした。
洋式のトイレになります。
「バイオ分解式トイレ」になっているので、使用後にボタンを押すだけです。
また、手洗いの水はないので、手指消毒スプレーあると便利です。
設備はしっかりしてるので、安心して利用できます。
今回のおすすめ散策 山頂探訪コース
駐車場横にある案内看板では、さまざまな散策コースが紹介されています。
今回利用する駐車場も看板の現在地の場所です。
「山頂探訪コース」(小池横を抜けるコース)
所要時間 約35分
山道を進みますが、第一展望地から入ると、ほぼ尾根歩きから、各展望地を巡り、小池まで下っていく感じでした。
小池から駐車場に抜ける道は工事中で通行できませんでした。
「自然と景勝の道 山頂探訪コース」
所要時間 約90分
たまたま私たちがいった時期は、工事中のため、こちらの道を歩き、車道を駐車場まで歩きました。
行き(山道)は下り、帰り(車道)は登りの道になります。
服装は、ズボン、スニーカーまたはトレッキングシューズなど比較的しっかりしたものがいいと思います。
山頂までは比較的容易に行けますが、90分のルートは長いので、服装はある程度しっかり準備した方がいいように思いました。
また、水分・タオルもある方がいいと思います。
まずは、出発地点の駐車場の看板横にある小さな小屋から案内図をもらいましょう。パンフレットを置いてあります。
山頂探訪コースの展望地の観光ポイント
駐車場から山頂探訪コースの入り口までは、車道を約4分ほど歩いていきます。
こちらの入口から山に入っていきます。
看板があるので、わかりやすくなっています。
最初は少し下っていく階段があります。
整備されて、比較的歩きやすいです。
また、途中は、わりとアップダウン少ない道になっているので、歩きやすいです。
入口から約6分ほど歩くと、すぐに第一展望地に着きます。
岩の上から、周りを見渡すと、下の方に、耶馬溪らしき風景も見えます。
ちょっと歩くだけで、こんなに素敵な風景に出会えるなんて、お得感がありますね。
やはり青空の時の散策は、風景もより美しく感じます。
また、道を進んでいきます。
第二展望地があります。
岩に登って、下を見下ろすのは、どこか大台ケ原の大蛇嵓を思い出しますね。
こちらは、まわりを鎖で囲われていないので、ある意味ちょっと迫力あります。
第二展望地を過ぎると、約15分くらいで「しょうけのはな」という八面山山頂にたどりきます。
あまりに近すぎて、驚きの山頂です。
まだあまり歩いてないので、どちらかというと散策という感じでしょうか。
山頂では、綺麗な山々の風景が見えます。
こちらは山頂にある、案内看板です。
いつも山の名前がわからないので、案内の看板はありがたいです。
私たちは、以前登った由布岳を見たかったのですが、季節柄の黄砂にやられ、霞んで見ることができませんでした。残念です。
でも山々の連なる風景は見てて、とても美しく、自分の気持ちが癒されます。
山頂越えると、少しずつ下りになってきます。
その後、約10分くらいで第三展望地が出てきました。
道は整備されていて、途中の案内看板もあり、歩きやすい散策路になっています。
次は第四展望地ですね。
まわりを見渡せそうな空間がでてきます。
上(PCなら左)の写真の左側の山の出っ張り部分が、遠くから見ても印象的な「平らな山頂」と「山頂からストンと落ちるような垂直の山のライン」を形どっている部分なのでしょうか。
岩から下をのぞき込む夫さん。「こわ~!」と言ってました。
第五展望地は、岩の間からのぞき込むような展望地でした。
案内看板は第四展望地まででしたが、実際は第五展望地までありました。
この後は、小池まで下っていくような道です。
このコースを逆に歩くと、山道が登りになるので、その方が、山を登った感じになるかも。
小池駐車場まで戻ります。
本来であれば、30分くらいの散策の場所になるようです。
小池の工事は令和6年までなので、行かれる時には、小池までの周遊の道が開通してるか確認しておく方がいいですね。
私たちは、「自然と景勝の道 山頂探訪コース」を歩き、Qの出口から車道に出ました。
この看板少し小さいので、注意して確認してくださいね。
帰りは、車道を約15分ほど歩いて駐車場に戻ります。
ここが登りになるので、歩きやすいけれど、地味にしんどかったです。
小池横の駐車場から山頂経由、駐車場まで戻って90分かかりました。
だいたい案内板の通りですね。
また、この道の道中には、いろんなクイズがあります。
これが意外に「へーっ」と、声に出してしまうようなクイズが多かったです。ちょっと楽しかったです。
山の中を散策するのであれば、私達と同じコースを歩くと、山道は若干の下りになるので、とても楽です。
「自然と景勝の道 山頂探訪コース」を今回と反対にまわると、最初に車道を15分くだり、山の中の道は登りになるので、登山感が増すと思います。入り口の目印は、「小池・山頂」の小さな看板を目印にしてくださいね。
ぜひ、楽しんで、まわってみて下さいね。
八面山の天空の道展望所
四国では天空の鳥居に登りましたが、こちらの天空の道も、とても素晴らしい眺めです。
駐車場
こちらは、箭山神社の前の駐車場に車を停めます。約15台ほど止められます。
こちらに車を停めて、神社と展望所を見に行きました。
トイレの状況
こちらの駐車場にも、トイレがあります。
こちらは、先ほどの山頂付近のバイオトイレとは違い、普通の水洗洋式トイレになります。
箭山神社へお参り
箭山神社は、神功皇后、応神天皇、比売大神をお祀りしている神社です。
私たちが行った時には、ほとんど人のいない静かな場所でした。
本殿もひっそりとあり、お参りしました。
その横には、御神体の鷹石犬石があります。
鷹石は、宝珠を巡る争いの時に法連に問い詰められた八幡神が、伊予国から金色の鷹になって、犬を連れて八面山に飛び帰り、和解したのち犬と共にこの石になったそう。
天空の道展望所へ
そこから、横道を入るとすぐに東展望所があります。
とても、綺麗な風景を見ることが出来ます。
そして、また、横に進んでいくと、西展望所に出ます。
一面見渡せる風景です。
こちらが、天空の展望所です。
山々と町並みや田の風景が見える場所です。
また案内看板を見ると、夜景が綺麗な場所のようでもあります。
京都でいうなら将軍塚の夜景のような感じなのでしょうか。(想像です。)
夕方からきて夜景を楽しむのにも、いいスポットのようです。
(周りが森なので、安全面の配慮はいるかも)
私たちがいった時には、おばあ様が2人でタッパーに入れたお弁当を食べておられました。
なんだか、のどかでいいですね。
帰りに天空の道通りました。
ちょうど、東と西の展望所を結ぶ道が、天空の道になります。
さあ、八面山で絶景に癒されてみませんか?
身体を動かしながら見る風景との出会いは、とても素敵です。
車中泊旅では、行った先先で、しっかり身体を使うことお勧めです。
夜も、寝つきがいいですし、翌日の観光の体力もついてくる気がします。
行く先々で、簡単に歩ける場所、また、探してご紹介できればと思います。
大分に行く道中でいつも見る不思議な山容の山で、なんだろうと思ってたよ。
今回、その山に行って、まわりの景観と、歩く楽しさにちょっと感激!
九州旅の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また!!
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