令和6年10月に長野県に車中泊旅に行きました。
私たち夫婦は、山歩きが大好き。特にハイキングレベルが大好物。
今回も、行ってきました山頂まで30分の入笠山、さっそくご紹介です。
入笠山の基本情報

入笠山
位 置:長野県伊那市 諏訪郡富士見町
標 高:1955m
コース:入笠山登山口から表登山道で山頂まで約30分
駐車場:入笠山登山口の西側約100メートルの登山者用臨時駐車場あり
入笠山 YAMAP HP ☜
<現地の案内看板>



<入笠山の場所>
駐車場


私たちが行った時には、登り口に臨時駐車場がありました。
広くて止めやすかったです。
キャンプ等は禁止のようです。
トイレ

これはシニアには、とても大事です。
こちらには、登山口にトイレがあります。


中の洗面台は、押してる間水が出るタイプ。
個室は和式ですが、水洗トイレでした。
座るのがしんどい方は、多目的トイレがあるので、そちらには洋式トイレがありました。
入笠山登山時の車中泊スポット

入笠山登山時の車中泊スポットは、道の駅南アルプスむら長谷です。
比較的平らで、夜も静かな駐車場でした。
道の駅 南アルプスむら長谷
住 所: 長野県伊那市長谷非持1400
電 話:0265-98-2955
駐車場:普通車100(障者用1)台
大型車5台
道の駅南アルプスむら長谷 の車中泊の情報は下記の記事にまとめています。
入笠山のおすすめポイント
車で山頂近くまで行ける

車で山頂近くまで行けるので、約30分ほど登ればすぐに山頂です。

岩場コースと迂回コースがありますが、子どもたちでも岩場コース登っていました。
私たちも行きは岩場コースを通り、帰りは入笠山の観光ポイントをまわりながら散策して帰りました。
山頂は360°の絶景

以前、蓼科山に登った時も360°絶景でした。
でも、山頂が広すぎて、岩場を歩いて見て回るので、山頂でへとへと。
とても360°見て回らなかったです。
でも、こちらの入笠山は1955mですが、まわりの山々を見渡すことができます。



山頂の案内板を見ると、北・南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳連峰など見放題のようです。

私たちが行った時は、甲斐駒ヶ岳らしき山は見れましたが、あとは、山々を雲が隠しててなかなか見えなかったです。
山頂にいた人の話では、快晴の日には、山々が見えるそうです。(立ち聞きですが。)

それでも諏訪湖が見れたり、なかなかの眺望でしたよ。
案内板の設置がある

初めての山で、案内板がないと不安になります。
でも、こちらの山には、きちんと分岐に案内板がありました。
行き先、そこまでの所要時間が記載されているので、自分たちの時間や疲労度に合わせて、歩くコースを調整しやすかったです。
入笠山周辺施設

ヒュッテ入笠
住 所:長野県諏訪郡富士見町富士見11404-200
電 話:0266-62-2083
(電話受付 7時~20時)
ランチ営業時間:11時~13時
定休日:不定期
ホームページで確認を

こちらのランチメニューが、すごく美味しそうでした。
散策の後に、ちょっとランチするのもいいかも。
食材無くなり次第終了みたいなので、食べる場合は早めに行ったほうがいいようですね。
シニア夫婦入笠山ハイキング記
私達の歩いたルート
入笠山ハイキング経路
⑥ 入笠山登山者用臨時駐車場
① 公衆トイレ
➁ 入笠山
③ 首切り清水
④ 八ヶ岳ビューポイント 富士見パノラマ
⑤ 入笠花畑
⑥ 入笠山登山者用臨時駐車場
<私達の所要時間> 約2時間20分
実際のハイキングコースの様子
朝、道の駅南アルプスむら長谷で朝寝したため、出発が遅れました。
11時すぎに入笠山の登山口に到着です。慌てて、服を着替えて出発します。

登山口の案内看板を写真に撮り、まずは、こちらの道を進んでいきます。
初めから少し急登ぎみで、足が疲れました。

その後、案内看板が出てきました。こちらでは、岩場コースと迂回コースがあるようです。
子どもづれの方が岩場コースを登っていかれ、シニアのグループは迂回コースに。
私たちは、岩場コース選びました。

そこそこ岩もありますが、特に鎖場らしき場所もなく、普通の山道でした。

少し汗が出ましたが、すぐに階段が出てきました。
登り出して、約30分くらいです。
もう、山頂の雰囲気です。

うわっ、いきなり山頂でした。
平日ですが、登山の人たちが沢山おられました。
驚きのお手軽さです。
山頂は、こんな感じです。

山頂の案内板をみると、360°山がどこにあるのか、わかります。
今までに登った、乗鞍岳、御嶽山、蓼科山、縞枯山、茶臼山、木曽駒ヶ岳、富士山など全て雲の中でした。
残念。自分の登った山って見たいですよね。

山頂で休憩に夫さんはきんつば、私はクリームどら焼き食べてホッコリします。

こちらの道を降りていきます。
少し下っていきます。
迂回路を進むつもりでしたが、少し歩き足りません。

もう少し歩きたいね…ということで、名前に惹かれて「首切清水」まで、足をのばすことにしました。

分かれ道を進みます。
進んでいくと、なんだか、気持ちのいい森林と笹に囲まれた道になります。

おもしろい木の洞もありました。
ちょっと、ジブリな感じですね。

少しひらけた所にでました。
佛平峠1850mという看板がありました。

分かれ道があります。
案内板があり、道に迷うこともないですね。
「首切清水」に向かいますよ。

横移動の笹道を進みます。
道のそばは、きちんと刈ってあって歩きやすいです。

そうこうしてるうちに、「首切清水」につきました。
こちらがそうです。
昔、高遠藩の金奉行が江戸に参勤の藩主のもとへ金を届けるために、近道をして三義から山の麓を経てここまで辿り、汗をぬぐい清水で喉をうるおさんと腹ばいになったところを、後からつけて来た盗賊に首を切られたという伝説が残っている。
出典:入笠山の首切清水にある看板
富士見町

伝説とはいえ、ありそうなお話ですよね。
仕事のためとはいえ、こんな山中を通って金を届けるなんて、怖いですね。
しばし、静かに流れる清水を見ながら、物語に想いを馳せます。

次は、八ヶ岳ビューポイントまで行くことにしました。
少し車道を歩いてから、再び案内看板を見て、山に戻ります。

また、ほとんど横移動で、八ヶ岳ビューポイントにつきました。
とても、綺麗に整備された展望台で、休憩の椅子もあります。


山々は、雲の中ですが、眼下の街がとてもよく見えました。
綺麗だなあ。雲が少し晴れないか期待しましたが、難しいので、退散します。

こちらから、お花畑の方に歩くと、柵があります。
こちらの柵を入るとお花畑です。

残念ながら10月中旬ですから、お花は無しでした。でも、秋がれな感じのいい雰囲気でした。
さあ、あとは、駐車場に戻るだけです。約2時間20分のハイキング散策でした。
入笠山は、とてもお手軽な山ですが、いろいろな見どころもあり、予定に合わせて、見る場所を組める良さがあります。
車中泊で、少し運動不足な身体を動かす場所としては、風景も楽しめて、とてもおすすめな場所でした。

40年前に友人とバイクで、入笠山林道を走ったことを思い出して、行きたくなったよ。
山の中の道案内板がしっかりとしてて、安心して寄り道を楽しめる山だったな。
長野車中泊旅の参考にしていただければ幸いです。
ではでは、また‼
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